第18回竹とんぼ句会発表句 Vol.3 たけし

春隣り余力を収め一万歩 たけし
節分を過ぎれば春だというが
今日も今冬一番の寒波到来だという
早朝散歩は役40分 5000歩 4㎞
本物の春が待たれるところだ
この句のような気分になるはずだ
皺ぶきの手で受けよそる小豆粥
1月15日は小正月とかで小豆粥を食する習慣がある
我が家では相棒と二人だけ
先日早めの小豆粥を賞味した
よそる手 受ける手 互いに相手の皺皺の手の甲をみてしまった
焼残り蝋梅一樹咲きにけり
火事を起こして空き地になっているところに残った蠟梅
健気にも花をつけたではないか
しばし立ち止まってしまった
雨だれの不協和音や春炬燵
雪が雨に変わりその雨も止んだようだ
軒からの雨だれは不揃いで浮上和音のようだ
私は急ぐ用事もないので炬燵でぽつねんとその音を聞いている

春隣り余力を収め一万歩 たけし
節分を過ぎれば春だというが
今日も今冬一番の寒波到来だという
早朝散歩は役40分 5000歩 4㎞
本物の春が待たれるところだ
この句のような気分になるはずだ
皺ぶきの手で受けよそる小豆粥
1月15日は小正月とかで小豆粥を食する習慣がある
我が家では相棒と二人だけ
先日早めの小豆粥を賞味した
よそる手 受ける手 互いに相手の皺皺の手の甲をみてしまった
焼残り蝋梅一樹咲きにけり
火事を起こして空き地になっているところに残った蠟梅
健気にも花をつけたではないか
しばし立ち止まってしまった
雨だれの不協和音や春炬燵
雪が雨に変わりその雨も止んだようだ
軒からの雨だれは不揃いで浮上和音のようだ
私は急ぐ用事もないので炬燵でぽつねんとその音を聞いている