月曜日、BSで「みんなロックで大人になった 第1回 ロックの誕生」を見た。
この番組は全部で7回あるようだ。
わたしには、全7回の内、1回と2回のタイトルが興味深い。
残念ながら第2回は見逃した。
内容は、結構定番とも言える内容。
ローリングストーンズがリズムアンドブルースからロックを形作っていくみたいな内容だ。
そして、オルタモントの悲劇で反抗としてのロックの終わりという感じ。
しかし、これを見ていてつくづく感じたことがある。
最近、フーやクラプトン、ローリングストーンズなどの来日が話題になり、わたしも行こうかと思うけど、なんだか躊躇する理由がチケットの値段の高さ以外にあることに気がついた。
それは、フーが一番わかりやすいのだけど、彼らはリアルタイム当時、ニッチで楽器を壊すステージが話題のグループだった。
そう、ポップとはほど遠い反抗的なイメージのバンドだった。
フーと聞いて音楽を鑑賞するということが浮かばないグループだった。
それが最近は、見直されて彼らの音楽はポップですばらしいという美辞麗句で褒めちぎられている。
そう、どうしてもこれに違和感があるのだ。
キンクスもそうだ。この番組でも取り上げていたけど、スピーカーにナイフで切り込みを入れてあのファジーな音を始めて作り出したアバンギャルドなグループなのだ。
当人達も自慢げにそれらのアバンギャルドさを強調する。
わたしもそんな彼らのアバンギャルドさや反骨精神が好きだった。
なのに、今の評価はポップの代表みたいないわれかた。
その反抗的な若者だった彼らが、当時年を取るくらいなら死んだ方がマシだ見たいに歌ったり行動していたのに、年取ってライブステージ?っていうのに非常な抵抗があるのだ。
私のと同世代になって、枯れた手慣れた、うまい歌を歌う彼らの姿を見るのは、どうもむなしさがつきまとう。
いくつかのバンドを見たときそう思ったので、リアルタイム時の姿を知っているバンドを20~30年経って見るのは止めた方がいいという自制心が働くのだ。
あえて、ストーンズくらいは見てみたいのだけど、高い金を払ってみた結果むなしいのでは、悲しすぎる。
でも、そろそろ一度試してみるかな?
そんなに反骨ではないキャロルキングでもがっかりしそうで怖い。
もっと勇気を持つべきかな?
あまり期待しないでいったブライアンウィルソンもあまりピンとこなかったからなぁ~。それ以来、感動が期待値より小さいのでコンサートにはめっきり行かなくなってしまった。
そんなことを考えさせてくれる番組でした。
BS世界のドキュメンタリー みんなロックで大人になった
NHK BSオンライン
この番組は全部で7回あるようだ。
わたしには、全7回の内、1回と2回のタイトルが興味深い。
残念ながら第2回は見逃した。
内容は、結構定番とも言える内容。
ローリングストーンズがリズムアンドブルースからロックを形作っていくみたいな内容だ。
そして、オルタモントの悲劇で反抗としてのロックの終わりという感じ。
しかし、これを見ていてつくづく感じたことがある。
最近、フーやクラプトン、ローリングストーンズなどの来日が話題になり、わたしも行こうかと思うけど、なんだか躊躇する理由がチケットの値段の高さ以外にあることに気がついた。
それは、フーが一番わかりやすいのだけど、彼らはリアルタイム当時、ニッチで楽器を壊すステージが話題のグループだった。
そう、ポップとはほど遠い反抗的なイメージのバンドだった。
フーと聞いて音楽を鑑賞するということが浮かばないグループだった。
それが最近は、見直されて彼らの音楽はポップですばらしいという美辞麗句で褒めちぎられている。
そう、どうしてもこれに違和感があるのだ。
キンクスもそうだ。この番組でも取り上げていたけど、スピーカーにナイフで切り込みを入れてあのファジーな音を始めて作り出したアバンギャルドなグループなのだ。
当人達も自慢げにそれらのアバンギャルドさを強調する。
わたしもそんな彼らのアバンギャルドさや反骨精神が好きだった。
なのに、今の評価はポップの代表みたいないわれかた。
その反抗的な若者だった彼らが、当時年を取るくらいなら死んだ方がマシだ見たいに歌ったり行動していたのに、年取ってライブステージ?っていうのに非常な抵抗があるのだ。
私のと同世代になって、枯れた手慣れた、うまい歌を歌う彼らの姿を見るのは、どうもむなしさがつきまとう。
いくつかのバンドを見たときそう思ったので、リアルタイム時の姿を知っているバンドを20~30年経って見るのは止めた方がいいという自制心が働くのだ。
あえて、ストーンズくらいは見てみたいのだけど、高い金を払ってみた結果むなしいのでは、悲しすぎる。
でも、そろそろ一度試してみるかな?
そんなに反骨ではないキャロルキングでもがっかりしそうで怖い。
もっと勇気を持つべきかな?
あまり期待しないでいったブライアンウィルソンもあまりピンとこなかったからなぁ~。それ以来、感動が期待値より小さいのでコンサートにはめっきり行かなくなってしまった。
そんなことを考えさせてくれる番組でした。
BS世界のドキュメンタリー みんなロックで大人になった
第1回 ロックの誕生
BS11月5日 (月) 午後9:10~10:00
BBCが独自のアーカイブを大量に使い、1960年代から現代に至るまで、イギリスで始まり世界的音楽産業に成長した“ロック”が時代の流れの中でどう変化し、社会に影響を与えていったかを描くシリーズ。
それぞれの時代の社会背景やロックを担った若者たちが置かれていた状況を振り返り、これまでのロックの発展の原動力を探る。ロックファン必見のお宝映像や往年のロックスターたちが自らの原点やターニングポイントについて語るインタビューも満載。現在のロックには、どんな時代の、どんな若者たちの想いが込められているのか…現代の若者たちに贈るロックの歴史決定版。
第1回は、アメリカの黒人音楽ブルースからイギリスのロックが誕生し、ローリング・ストーンズやザ・フーが登場した1960年代を振り返る。(全7回)
NHK BSオンライン
BS世界のドキュメンタリー シリーズ みんなロックで大人になった 「第3回 パンク・ロック」
1月7日(月)午後9:10~10:00
シリーズ みんなロックで大人になった 現代の若者たちに贈るロックの歴史決定版。第3回は、イギリス経済が行き詰まり、失業率が高かった1970年代に生まれたパンク・ロック。セックス・ピストルズ、パティ・スミスなどが登場。
BBC(イギリス放送協会)が独自のアーカイブを使い、イギリスで始まって世界的音楽産業に成長した“ロック”の、時代の流れの中での変化や、社会的影響を描くシリーズ。
ファン必見のお宝映像や往年のロックスターのインタビューも満載。
<ラインナップ>
1月5日(月)午後9:10~10:00 「第1回 ロックの誕生」
1月6日(火)午後9:10~10:00 「第2回 アート・ロック」
1月7日(水)午後9:10~10:00 「第3回 パンク・ロック」
●今後の放送予定
1月8日(木)午後9:10~10:00 「第4回 ヘビーメタル」
1970年代に英米で数々のバンドが生まれたヘビーメタル。
ブラック・サバス、ディープ・パープル、ジューダス・プリースト など
1月9日(金)午後9:10~10:00 「第5回 スタジアム・ロック」
ロックが巨大な産業へと成長を遂げる1980年代。
クイーン、ブルース・スプリングスティーンなど
1月10日(土)午後9:10~10:00 「第6回 オルタナティブ・ロック」
アメリカで“ジェネレーションX”と呼ばれた世代がリアルな心の叫びを歌い、アウトサイダーからメジャーに躍り出たオルタナティブ・ロック。
R.E.M、ニルヴァーナ など
1月11日(日)午後10:10~11:00 「第7回 インディー・ロック」
BBCらしくブリティッシュ・インディー・ロック。
スミス、オアシス、ブラー、フランツ・フェルディナンド など