週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー):朝日新聞デジタル
上は今週の朝日ウィークリーの記事より。
今週の注目記事
◇Weekly Picks: 米国でも若者の車離れ
車社会と言われる米国で、大きな異変が起きています。自動車運転免許を取得する若者が激減しているそうです。18歳の免許保有率を見ると、1983年には8割だったのが2018年には6割にまで減りました。1990年代後半以降に生まれた、いわゆる「ジェネレーション Z」のライフスタイルや意識の変化が影響しているとみられます。
なんとあのアメリカで18歳の免許保有率が2018年には60%になっているとのことだ。あのアメリカでたった6割というのは驚いた。だって、私が何回か行ったアトランタ近くのNewnanという街では、車がないと食事にも困るし、その辺を歩いていると誰かに襲われそうで危険でしかない。そもそも、ハイウェイ近くを歩いている人などいないし、もし歩いていたら、その人物に何をされるかどうかもわからないので近づいてはいけない危ないと教わった。
車がないと不便だろうに、記事を読むと、MillennialsやGeneration Zにとっては、運転するのはストレスが多いし、もっと環境にやさしいトランスポーテーションが良いとのことだ。若い人にとって、あのアメリカでも公共交通機関を使うほうがクールだという感覚だそうだ。必要なときはライドシェアを利用すればよいということのようだ。
また、車に求めるのは大きなディスプレイがあって、いつでもiPhoneなどでネットに繋げられる環境であることだそうだ。
必然とは思うけど、2018年で免許取得率が60%というほど、その変化が急速なようですね。もう私達の時代とは大違いということ。
CNN.co.jp : 若者のクルマ離れ、米国でも進む ネットや携帯が原因? - (1/2)
カーシェアリングの「ジップカー」など必要な時だけ車を利用できるサービスが普及したことにより、高い保険料を払ってそれほど頻繁に乗らない車を保有する必要はなくなった。
さらに大きな要因として、インターネットのソーシャルメディアの台頭に伴い、車を持つことの社会的重要性は薄れている。車に乗って出かけて行かなくても、ネットを通じて人と会ったり交流したりできるようになり、「かつて我々が車でやっていたことを、今の若者はインターネットでやっている」と専門家は分析する。
コンサルタント大手デロイトの調査では、18~24歳の若者の46%が、車を持つことよりもインターネットに接続することの方を選ぶと回答した。同社の専門家は「私にとって、自動車に乗ることは友人に会いに行くことだった」「彼ら(若者)にとって、車は自分を友人から切り離す存在だ」と指摘している。
さらに、ベビーブーマー世代の30%が「車大好き」を自称し、「カマロ」「コルベット」「ジープ」などの目立つ車を購入していたのに対し、車好きを自称するの若者は15%に満たず、購入するのもより実用的なモデルだという。
それでも自動車メーカー各社は、景気が良くなれば若者もまた車を買ってくれるようになると期待をつなぐ。「誰もが都会に住んでいるわけではなく、車なしではやっていけない」とエドムンドの担当者は言う。
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