ニッサンのティアのCF 「おもてなし」にビルエヴァンスで有名なワルツフォーでビーが使われている。
日産:ティアナ アドギャラリー
私は、このワルツフォーデビーにかなり思い入れがあるので、こころは複雑だ。
名曲が有名になるのはいいんだけど、歌付きで歌うのかぁ~。
☆ワルツ・フォー・デビー / 土岐麻子!(日産CM曲)(ビル・エヴァンス) - ルゼルの情報日記 - 楽天ブログ(Blog)
土岐麻子オフィシャルホームページ
私にとって、ワルツフォーでビーはスコットラファロのベース抜きでは語れない。
私がジャズピアノにはまったのはこのレコードからだ。
それに下のブログの方もかかれているけど、オーディオ機器の選択にはこのアルバムを使うことが多い。
これとモントルーのビルエヴァンスのワンフォーヘレン。
どちらも臨場感とかベースの量感、それに対するベースの音のしまりなどをチェックする。
ヘッドフォンや先日のタイムドメインスピーカを評価するときもこれらの曲を使った。
日産 新型ティアナのCMのバックに - ヒデマル的日常生活
だから、このCFもウエブサイトでチェックしたとき思わずベースを聞いてしまう。
ちょっと検索してパーソネルをチェックしたんだけど、わからない。
ベースは誰なんだろう。
以前、木住野佳子さんのトリオで弾いていた古野さんは、私にはスコットラファロっぽくって好きだった。
古野光昭オフィシャルファンクラブ
Jazz Spot DOLPHY★壺井彰久★
JAZZ REPORT No.06 / 木住野佳子(p)トリオ
それだけ思い入れがあるので、ヴォーカルでこのようにか弱く歌われると、複雑な気持ちになる。
でも、それらの思い入れその他を抜きにして、新しい曲として聞くと、おもてなしという大好きな日本語を相まって、いい感じだ。
好きかな。
それにしても、クルマはよく見たことはないが、「おもてなし」という言葉を使ったこと、ワルツフォーデビーという曲を使ったニッサンのセンスはすばらしい。
さすが、フランスの何かが入っていると思わざるを得ない。
これからも、日本の他社のセンスとは違ったユニークさを貫いていって欲しい。
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