◎警察庁は、日没前後に事故が多いことから、防止策に重点を移すように全国の警察に指示してます。
日没前後の2時間に起きた交通事故による死者数(2012年)が9月以降に急増との調査報告が発表されています。
9~12月は、5~8月の2.4倍で、およそ6人に1人がこの時間帯の事故で死亡。
秋は、帰宅や買い物などで人出と交通量の増える時間帯が日没と重なりますが、明るいとの感覚から点灯が遅れがちになるとの分析。
日没は、地域によって異なるので、地域ごとの日没の前と後の1時間ずつを「薄暮」として、事故統計の項目として追加され傾向が明るみに出ました。
薄暮の死者数は1月の49人から減少傾向が続き、6月には最少で21人。8月は34人ですが、9月58人で急増して10月以降も68人、87人、
64人と推移します。
9月~12月では、5~8月の2.4倍で「薄暮」の増加率も併せて突出。
注意喚起に併せて、各自の意識も「薄暮」の時間には、なお一層の注意をはらいたいものです。