ケンのブログ

日々の雑感や日記

休日の風景

2019年01月13日 | 日記
ラジオを聞いていると三連休ということを
しきりと言っている。
成人の日なのでそうなるかなと思う。
成人の日が一月十五日で固定されていたときは
その日が成人の日という意識があったけれど
連休になってからそういう意識がなくなってしまった。
そういえば、はとバスの職員は成人の日は
バスの運行で忙しいので成人を迎える社員のために
別の日に会社が成人式をしたというような旨の記事が
たしか昨日、新聞に出ていた。
今朝、マンションの階段をしたまで降りてきたら
3才くらいの男の子が母親に見守られながら
三輪車に乗っていた。
前輪のあたりを見つめながら一生懸命
三輪車に乗っているように見えた。
基本的に子供はその一瞬、一瞬に集中しているように見える。
そういうところは見習いたいなと思う。
僕も三輪車は好きだったけれど
三輪車に乗る時間よりも
三輪車を逆さまにひっくり返して
手で車輪を回して、そんな単純なことを
いつまででもしていたように記憶している。
単純なことを何度も反復するクセは
56才の今でも変わらないと思う。
音楽も単純なモチーフを何度も繰り返す
ベートーベンばかり聴いている。
本当に僕の場合、音楽を聴いている時間の
半分以上はベートーベンを聴いている時間だなと思う。
好きな作曲家はその時によってかわることがあるけれど
ベートーベンが一番好きというのは子供の頃から
一貫して変わらなかった。
 
私鉄の土手に沿った線路の近くを
お母さんと5歳くらいの女の子が一緒に歩いていた。
女の子が「ママ」と呼んだ。
ママに対する信頼と信愛のこもった声だった。
子供は特に親を信頼しないと生きていけないから
そのような心を授かっているのだろうと思う。
このような気持ちは大人になるにつれて
一般にはだんだん薄れていくものなのだろう。
しかし、どんなときにも自分が何を授かっているのかを
自分に問いかけてみることはきっと
大切なことであるような気がする。