ケンのブログ

日々の雑感や日記

自動音声の風景

2019年01月19日 | 日記
京都のSKという繁華街に来る。
コンビニに入ると僕が住んでいる地域の
郊外の店舗に比べて食品の売り場面積の比率が
かなり高いことがわかる。
ちょっと文房具を探していてそれに気づいた。
たぶんどの商品にどのくらいの売り場面積を
割くかは市場調査をして
店舗ごとに決めているのだろうと思った。
先日、ちょっとサービス業の大手の会社の支店に
電話をした。
いきなり自動音声が応答した。
自動音声のガイダンスに従って
電話のボタンを操作するとオペレーターに繋がった。
なんか、オペレーターの方の
声の抑揚も自動音声のように聞こえる。
会社の支店に電話をしたつもりなのに
オペレーターの方の話をきいていると
電話は支店ではなくコールセンターに
繋がっていることがなんとなくわかる。
オペレーターの方は僕の質問に手際よく答えてくださった。
でも昭和の時代にある程度大人になってしまった
僕はこういう電話ってなんか
機械を介して人と繋がっているようで
味気ないなと思う。
もちろん電話そのものが機械だけれど
これだけ自動音声が台頭すると
自動音声の合間に人間の声をきいているように
思えてくる。
コールセンターに電話が繋がると
なんかコールセンターの業務の流れの中での
電話対応であるようでこれもまた
味気ないような気がする。
もうやけくそ気味の気持ちになって
電話を着るときに
ちょっとハイトーンで
「はい、失礼しまーす」と語尾を伸ばしたら
オペレーターの方も
「失礼しまーす」とハイトーンで
声を伸ばして電話を切った。
こういう声のトーンは意外と伝播することがあるなと思う。