ケンのブログ

日々の雑感や日記

他人のスマホを勝手に見るって?

2019年01月22日 | 日記
先日、新聞の人生相談のコーナーを読んだ。
相談の内容は50代の管理職女性のかたからのものだった。
夫が浮気しているとの内容の相談。
相談者の文章を読んでいると
夫の浮気相手の年齢、家族構成
どのくらいの頻度で夫と浮気相手が
あっているかまでこの50代の
管理職の女性は把握しているようだ。
女性はこのように具体的な浮気内容を
夫のスマホをみることで把握したようだ。
文章の内容からそれをうかがい知ることができる。
その相談に対する女性の回答者からの
回答内容は、とにかく
夫はしてはいけないことをしたのだから
襟をただして夫と話し合って
関係を修復すべきというようなものだった。

まあ、それはそれとして
夫が浮気でいけないことをしたのはその通りとしても
夫のスマホを無断で見る妻の行為はいけないことでは
ないの?と思ってしまった。

それで弁護士のかたが書いたサイトを見てみると
これがスマホではなく紙の手紙を
開封したとしたら刑事罰を受ける可能性が
あると書いてあった。
スマホをみるのはこの限りではないが
プライバシーの権利の文脈で考えることが大切。
夫のスマホやメールを勝手に見ることで
夫のプライバシーのみならず
夫にメールを送ってきた人のプライバシーまで
侵害してしまうことになる。
これは場合によっては法的に不利な状況を作る。
というような内容の指摘がこのサイトではなされていた。

この弁護士の方のサイトを新聞の相談内容に
あてはめて考えてみると
確かに相談者の女性は夫の浮気相手の
年齢、家族構成などプライバシーを侵害しているように思える。
言われてみればその通りかなと思う。

僕ももしスマホを無断で見るパートナーが
いたらきっと息がつまりそうで逃げ出したくなるような気がする。

新聞などに配偶者のスマホを見て
浮気を発見して相談してくる人は
圧倒的に女性が多いように思う。

なぜなのだろう。

以前に読んだあるサイトに
女性は生殖的に数少ないチャンスにかけなければならない
男性は数を打つようになっている。
男女の思考の差はこういうところからも生まれる、
という指摘がなされていたけれど
そういうことはきっと言えるだろうなと思った。

こういう男女の関係を一般論で一くくりにすることは
できないけれど
そもそも見ない、あるいは見て見ぬふりをする
という大人の対応が身を救うことがあるということは
言えるような気がする。