ケンのブログ

日々の雑感や日記

成人の日

2019年01月14日 | 日記
朝、僕が聴いているラジオ放送に
もう暗いうちから近所の美容院は開店していましたよ
というお便りが来ていた。
そうだな、そういう成人の日の着付けに携わる方は
大変だなと思う。
着物を着る方は一生に一度の機会だろうし。
美容院からは新成人の方がいっぱい出てきました
とお便りは続いていた。
今日は僕が住んでいるマンションからは朝焼けが見えた。
朝焼けというと
朝焼けの光のなかに立つ影は ミラーマン
というミラーマンの主題歌の冒頭を
連想してしまう自分の発想が情けないと思ったり
するけれど
子供の頃この歌をよく歌っていたので
記憶に焼き付いてしまっている。
歌詞の冒頭部分だけの記憶だけれど、、、。
何気に指を折って数えてみると七五調の歌詞になっている。
ラジオでも今日はいいお天気になりそうですと言っていた。
なるほど、その通りきれいな晴天になっている。

自宅近所のM神宮で催された大茶盛という新年のお茶会に行った。
今日は受付の場所がいつもと違うので
つい迷ってしまう。
受け付けに入ると先生が
「会員券出して」と言った。
「あ、緊張して違う紙出してました」と僕は言った。
それで財布のなかを見ると会員券があった。
「ありました」と僕は言った。
最初の受付を済ませてまた別の受付へ。
今日は新年だけのダフル受付のシステムになっている。
ここで筆、または筆ペンで名前を書かなければならない。
僕は手をこすりながら
「頑張って書きます」と言った。
「手が冷たいですけどよろしくお願いします」と受付の方が言った。
僕は丁寧に名前を書こうとして
名前の文字が枠いっぱいになってしまった。
ケンまで僕の名前を書いたとき、受付の方が
「わくからはみ出てもいいですよ」と言った。
「いいえ、名前はケンで終わりです」と僕は言った。
「あ、そうですか。名前、一文字ですか
かっこいいですね」と受付の人は言った。
新年から受付の方にそんなふうに言ってもらえると
嬉しいけれどちょっと緊張してしまう。
それから顔見知りの二人に挨拶する。
待ち合いの床には
朝日と海、松、それに鶴が描かれていた。
さすがに着物の方が多い。
無地の淡い色の着物の方が多い。
無地もしくは模様があっても控えめな模様という
方が多かった。
こういうとき着物の知識があれば
なぜ無地やそれに近い方が多いのか
わかるかも知れないけれど
僕は知識がないのでわからない。
まあ、なんしかそんなもんかなと思った。

お茶席をあとにしてお宮の境内を歩くと
着物を着て写真撮影をしている方が何人かおられる。
新成人のかたかと思いきや、子供を中心に写真を撮っているので
そういうわけではなさそうだ。
振り袖を着た新成人とおぼしき方も二三人いらした。
僕くらいの年齢になると新成人の方が
子供のように見える。
新成人になって振り袖を着る気持ちはどんなだろう。
また、それを見る親の気持ちはどんなものだろうと思う。