ケンのブログ

日々の雑感や日記

ライバル商法 帰ってきたウルトラマン

2022年05月18日 | 日記歌入り
東海地方に戻ってきてから 例えばコンビニのレジ近くなどに 「なごやん」というお菓子が売りに出ている。

やごやん とはちょっと硬いカステラのような生地で黄味あんを包んだ饅頭だ。

東海地方の結構いろんな場所に売っている。

先日 コンビニに行ったら 入口の所に 「なごやんみたいなパン」というキャッチが出ていて、 見ると それはアンパンくらいの巨大な なごやん だった。

あやかり商法というか まあ、なごやんの会社と連携はできているのだと思うけれど、、、。

今日はスーパーで「尾張の城」という商品を見かけた。

目を凝らすと なごやん にそっくりの饅頭だ。

製造した会社を見ると なごやん を製造している会社のライバルとみられている製パン会社が作っていた。

もう これは 本家○○そば と元祖○○そば の争いだなと思った。

もう、ずいぶん昔のことだけれど 僕が勤めていた会社で バイトの子同士で たぶんシュークリームとかそういう系統のお菓子だったと思うけれど 大阪ヒロタと 洋菓子のヒロタとどっちがうまいんや と真剣に議論をしていていかにも大阪の子だなと思って感心してしまったことがある。

名古屋でも なごやんか 尾張の城 か真剣に議論する人はいるのだろうか? それはちょっとわからない。

ちなみに京都王将か 大阪王将かという話だと 僕は 5回に一回くらいの割合で 大阪王将にも行ってました。

大阪王将も京都王将にはないうまさがあると思っていたので、、、。

■帰ってきたウルトラマン
「帰ってきたウルトラマン」の主題歌をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。

聴いていただければ幸いです。

シンウルトラマン という映画のポスターをよくみかけるようになりました。

先日、名古屋の繁華街にウルトラマンの巨大な人形が立っていました。

そんなこともあって、ウルトラマンが懐かしくなりました。

僕は子供のころ合成樹脂製のウルトラマンと怪獣の人形を一対持っていました。

おなかのでっぱりかたが当時の大関 大麒麟に似ていたので僕はその怪獣の人形に勝手に大麒麟 とあだ名をつけていました。

本当に怪獣の人形のおなかのでっぱりかたが大麒麟に似ていたのです。

それに対してウルトラマンの人形はおなかもスリムでかっこよかったなあ。

ウルトラマンの人形とリカちゃん人形を相撲のぶつかり稽古と称して ぶつけて遊んで、 リカちゃん人形は ぼこぼこになり 着せ替え人形としての機能を完全に失ってしまったという苦い思い出もあります。

シンウルトラマンときいてなつかしさがこみあげてきたのもそんないろいろな思い出があるからと思います。

「怪獣退治に使命をかけて燃える街にあとわずか」と歌詞にあります。

当時 まだ小学生だった僕はこの 燃える街 を 燃えるマッチ と聞き取っていました。

まあ、マッチが燃えるのはわかるけど、どうしてウルトラマンの歌にマッチなのか でも まあいいか くらいに思い 深くは考えませんでした。

漢字表記の歌詞を見て ウルトラマンが燃える街にたどりつくのにあとわずかという意味と分かりました。

「大地を蹴って流星パンチ 近くに立ってウルトラチョップ」と歌詞にあります。

ほとんど プロレスの世界ですね。さだまさしさんの 親父の一番長い日 という歌の歌詞に 「街頭テレビの空手チョップが白熱したころに 妹の誕生を知った」という一節があります。

元祖空手チョップの力道山はもう帰ってきたウルトラマンの頃はいませんでしたが、ジャイアント馬場など空手チョップを繰り出すレスラーはまだ人気があった時代です。

なつかしいな。

「炎の中に崩れる怪獣 戦いすんで 朝が来る」と歌詞にあります。

怪獣が崩れる という歌詞は涙を誘います。

倒れるではなく 崩れるですからね。歌詞を書いた人は きっと怪獣を悪者とみていなかったのだと思います。

その崩れる時間が 夜明け前と歌詞から読み取れるところも怪獣に対するそしてウルトラマンに対する共感を誘うように思います。

たとえば、今 ゴミを荒らしに来るカラスは人間にとって悪いもののように思えることもありますが ゴミが増えすぎたことがいけないのであってカラスが悪いわけではありません。

怪獣に対しても 歌詞の作者はそれと似たような思いを抱いていたのだと僕は思います。

一番 二番 三番から歌は構成されます

一番と二番の間 そして二番と三番の間に 勇壮にティンパニーがなります。

このティンパニーは 怪獣の恐怖 それに立ち向かうウルトラマンの勇気その両方を表していると思います。

そして このティンパニーの音階とリズムは ショスタコーヴィチの交響曲第5番 第四楽章の冒頭で連打されるティンパニーの音階 リズムと極めてよく似ています というかほぼ同じだと思います(たぶん)。

そのように考えると この「帰ってきたウルトラマン」の主題歌は 芸術の領域の歌だと思えてきます。

本当に 特撮物の主題歌でも 一球入魂 という時代だったのだなと改めて思います。

↓「帰ってきたウルトラマン」の主題歌をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音しました。