ケンのブログ

日々の雑感や日記

母の日 シベリウス ジョンソン首相

2022年05月08日 | 日記
五月八日は あまり 意識していなかったけれど 母の日だった。

お店に行くと エビフライ フライドポテト 鶏のから揚げなどからなるオードブルがあって、それにゴールドのワッペンが貼ってあったので母の日と気づいた。 

赤飯も売っていた。

新聞に フィンランドの作家のことが紹介してあった、ヘルシンキで撮影されたその作家の写真を見ていたら 東洋風の顔で結構きれいな人だなと思った。

そうしたら、フィンランド ヘルシンキ という連想癖で急にフィンランドの大作曲家シベリウスが聴きたくなりパーヴォベルグルンド指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団で シベリウスの交響曲第二番のCDを聴いてしまった。

シベリウスを聴くのはネットの動画で小品を聴いたのを除けば、そこそこ久しぶりという気がするけれど やっぱりいいなと思う。

昨日、英国のジョンソン首相のインタビュー記事で心に留まったことを書いたけれど、今日 またその記事を見たら気に留まったことがあったので追記します。

読売新聞の「日本がオーカスに参加することには前向きか」という質問にジョンソン首相は次のように答えている。

「それ(オーカスへの参加)は日本の問題だが、我々はオーカスに前向きであり、日本についても非常に前向きだ」と。

オーカスは オーストラリア イギリス アメリカ合衆国 3国の軍事同盟で日本の参加が取りざたされている。

そのオーカスへの日本の参加ついて問われ

ジョンソン首相は 「それは日本の問題」 と答えている。

要するに それは 日本の主権の問題 と言っているわけだ。

オーカスへの参加は日本の主権者が決めること。それを最初に言うのは何気ないことだけれど すごいことだと思う。

主権を尊重しますよ という言葉をひとつも使わずに まず 日本の問題 ということで、日本の主権への配慮を示している。

きっと、思考回路が 普通に順序だてて話せば 自然に 本質的なことへの配慮を欠かないようにできているのだと思う。

すごいなと思う。

国家同士の話でなくても 個人レベルでも 私たちは 他人の意思決定の領域に不用意に踏み込んでしまうことが多い。

そういうことを自戒するためにも こういうジョンソン首相の発言は参考になるなと思う。

それは ともかく 一日いちにち 無事にすぎますように それを第一に願っていきたい。


ジョンソン首相 肉を食べて福を呼ぼう 大阪LOVER

2022年05月07日 | 日記歌入り
僕が読んでいる全国紙(読売新聞)に岸田総理大臣が英国を訪問されたことにちなんで、英国ジョンソン首相へのインタビュー記事が載っている。

読んでいて さすがは英国の首相だなと思った部分がいくつかあるので引用する。

Qが記者の質問でAがジョンソン英国首相の回答です。

Q 長期的にロシアのウクライナ侵攻は英国のインド太平洋戦略に影響するか。

Aプーチン大統領をウクライナで成功させてはならない。そうでなければ、他の権威主義国家に侵略の免許証を与えることになってしまう。 (以下略)

(僕の感想)さすがはジョンソン首相。すごい回答だと思う。

ジョンソン首相は「ロシアををウクライナで成功させると他の権威主義国家に侵略の免許証を与えることになってしまう」と言っている。

これは 言い換えれば プーチン大統領がウクライナで成功したという前例を作ってはならないということだ。

身近な例で考えてみれば、ジョンソン首相のこの考えの意図が分かると思う。

例えば 僕の家でもお年始の準備の時などに、どうしたらいいかわからなくなった時などに 昨年はどのようにしただろう などと 前例をもとに考えることもある。

物事を判断するときに 前例を基準にするというのは人間の思考方法としてよくあるパターンだと思う。

誰でも 自分のことを振り返ってみれば どうしようか迷ったときに 以前はどうしたかという過去の前例を参考にしたり、 あるいは周りはどうしているかという周りの例を参考にすることが多いと思う。

学校を選ぶときにもその学校は過去にどんな人材が出ているかなどと 過去の例を見て選ぶ場合も多いと思う。

人は過去の例を参考にして行動することが多い。
だから、プーチンがウクライナで成功した という過去の前例を作ってはならない。

その前例を見てまねする権威主義国家がでてくるからプーチンをウクライナで成功させてはならない。とジョンソン首相は言いたいのだと思う。

本当に 人間の思考パターンに着目した ジョンソン首相の見事な回答だと思う。

戦争はいけない と感情に訴えるのも もちろんいいけれど、ジョンソン首相のように人間の知性に着目した回答をみると やっぱり違うなと思ってしまう。

ちなみに 僕が(以下略)とした部分では 英国のインド太平洋戦略のいわば各論に言及している。 最初に重要な総括を言っておいてそれから各論に行くというのも 論理的な思考方法が身についてしまっている証だと思う。

そしてジョンソン首相の各論はおそまつ というか戦時だから言葉をぼやかしてしまっているのだけれど 最初の前振りが見事だから 各論がぼやけていることはそれほど気にならなくなってしまう。

Q ロシアによる核兵器使用の可能性について。

Aそうした議論に惑わされないようにすることが大切だ。(以下略)

(僕の感想)「ロシアによる核兵器の使用について」 と問われ 「そうした議論に惑わされないことが大切」とは見事な回答ではないだろうか。

ロシアは核を使ってくるだろうか どうだろうか と可能性のことばかり考えていると それに心がおびえてしまって、ロシアが核を使う前に 言葉による核の脅威に混乱してしまうことになる。

ロシアの行動に冷静に対処するために そうした核兵器使用の可能性の議論に惑わされてはならない と語ることはやはり冷静で知的な判断ではないだろうか。

僕はそのように思う。

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岐阜県の県庁所在地の街を歩いていた。

鳥のお肉の料理をふるまう店があった。そこの入り口のガラスにこんな文句がぷりんとしてあった。

「毎月29日(にじゅうくにち)は肉29(にく)を食べて福29(ふく)を呼ぼう」

大阪と違って誰も突っ込む人がいないから(少しはいるけど、、)何ともボケーっとしたキャッチだなと思ってしまう。

こういうのどかなキャッチというのは、もはや 東海地方の風物かもしれないと思う。

■大阪LOVER
ドリームズカムトゥルーの「大阪LOVER」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。

聴いていただければ幸いです。

歌詞は 軽妙な男女のやり取りの中に 遠距離恋愛 あるある がうまくユーモラスにちりばめられています。

すごいなと思います。

歌ってみると とても力強いリズムの歌だとわかります。

カラオケのテンポが僕には遅く感じられました。

かといってキーコンでテンポを変更する操作がわからなくて、、、

力強いリズムの歌を遅いテンポで歌うと息が切れそうになるんだなと思います。

吉田美和さんは この歌を コンサートの盛り上げに使うのですから、並大抵の体力ではないかもしれません。

↓ドリームズカムトゥルーの「大阪LOVER」をカラオケDAMの音源で歌いました。


動物病院 決めろ!スマッシュ

2022年05月05日 | 日記歌入り
連休の谷間 5月2日の月曜日、犬を二匹連れたおじさんが駐車場を歩いていた。

二匹の犬はなんだかとてもうれしそうにちょこちょこ歩きをしていた。

えらい 機嫌のよさそうな犬だなと思った。

それで、駐車場の奥の方を見ると そこに動物病院の建物があった。

ああ、犬は動物病院から出てきたのだと思った。

治療が終わってほっとして 犬の機嫌がよかったのか それとも 手当を受けてうれしかったから犬の機嫌がよかったのかそれはわからないけれど、たぶん動物病院からでてきたことと犬の機嫌がいいことは関係あると思った。

はなさかじいさん の 歌の歌詞は

「裏の畑でポチがなく 正直爺さん掘ったれば 大判小判が ざくざく」だった。

ポチが 大判 小判があるとおじいさんに教えたのだろうか。

でも、昔から犬と人間のかかわりが深いことだけは歌の歌詞を見ればわかる。

八王源先生の口癖のひとつに

「そんな うまい話は 掘ってもないよ」というものがあった。

掘ってもないというのはきっと 正直爺さんが掘ったらあった というのにあやかった表現だと思う。

なにかにつけて、先生の語り口を思い出すなと思う。

五月五日 人形の売り場を見たら 店員の女性が五月人形を片付けていた。
五月五日の間は出しておいてほしい気がするけれど、その日のうちに片付けないと5月六日になっても五月人形が飾ってあるのは様にならないという判断なのだと思う。

五月人形の次は何が季節を彩ることになるのだろうと思う。


■決めろ! スマッシュ 

岐阜県で「カンガルーカップ国際女子オープンテニス」というテニスの大会が行われています。

それを報道する岐阜の地方紙の記事を見ていたら、「決めろ!スマッシュ」という歌を思い出しました。

「コートにかける青春」という1972年のテレビドラマの主題歌です。当時、流行していたスポーツ根性ドラマの一つです。

「サインはV」もよかったな、とかいろいろ思い出してしまいます。

「決めろ!スマッシュ」も好きな歌だったのでよく歌っていました。ドラマのことはほとんど覚えていないのに歌のことはよく覚えています。

いい歌、 ちょっとアメリカンな感じがするところもいいなと思います。

調べてみたら小林亜星さんの作曲でした。小林亜星さんは こういう明るくてパワフルな歌が多いと思います。

「決めろ!スマッシュ」をカラオケJOYSOUNDの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音しました。

夏は来ぬ

2022年05月03日 | 日記歌入り
道を自動車で走っていたら、一部の水田で田植えが終わっていた。

大阪で僕が住んでいた地域は5月の下旬ころに田植えになるケースが多かったので、こちらの方が早いなと思う。

それで 心に浮かんだ歌が 唱歌「夏は来ぬ」。

歌詞にこんな一節がある。

“”さみだれの そそぐ山田に
早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらして
玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ“”

さみだれ は五月雨と書く。

調べると 五月の雨と言っても旧暦の五月の雨 
つまりは梅雨時の雨であるらしい。

しかし、新暦の五月でも もう田植えもあったし、
気分は五月雨の季節かと思ってしまう。

“”早乙女が裳裾ぬらして
玉苗植うる 夏は来ぬ“”

要するに若い女性が着物の裾を濡らして
田植えをする夏が来たということだろう。

早乙女 玉苗 と名詞をつかい なんと美しい詞であること。

こういう詞の情景を心にとどめておくことは大切なことと思う。

さみだれのそそぐ山田 と歌詞にあるけれど、
岐阜県の水田は山間の水田なので、まさに“”山田“”。
本当に「夏は来ぬ」に歌われた情景そのものだなと思う。

大阪で歌声教室に行っていた時、伴奏の先生が
夏は来ぬ のメロディーを主題にして、即興曲のようなものを
演奏してくださって、終わった後で 「夏は来ぬ」 は唱歌の中で
最も好きなもののひとつ とおっしゃっていたことを思い出す。

お店では菖蒲を買い求める人も何人かいた。

冬至にゆず湯に入ることはあっても、五月に菖蒲湯に入った経験は
ないなと思う。

菖蒲湯以外にもいろいろ使い道はあるらしいけれど。

柏餅のコーナーにポップが出ていて
端午の節句に柏餅を食べる理由として
 
「柏の葉は 新しい目が出ない限り落ちることはない。
なので、それにあやかって 子孫繁栄を願い端午の節句に柏餅を食べる」
という主旨のことが書いてあった。

なるほどそうかと思った。

あやめ しょうぶ かきつばた は似た種類の植物だ。

かきつばた と思ったとき。

伊勢物語の かきつばたの 折句を思い出した。

こんな句だ。

からころも 
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思う
 
この句の現代語訳は マナペディア高校古文のサイトで以下のようになっている。

“”(何度も着て身になじんだ)唐衣のように、
(長年なれ親しんだ)妻が(都に)いるので、
(その妻を残したまま)はるばる来てしまった旅(のわびしさ)を、
しみじみと思うことです。“”と。+

都から東に向かう途中 三河の国で伊勢物語の登場人物によって
詠まれた句だ。

(か)らころも 
(き)つつなれにし
(つ)ましあれば
(は)るばる来ぬる
(た)びをしぞ思う

というように 各句の頭文字をつなげると かきつばた になる
という折句の技法を用いた句だ。

旅先から妻を思うという 美しい心情の歌だと思う。

これも かきつばた を見ながら詠まれた句なので
季節は今頃の歌だと思う。

本当に美しいなと思う。

↓唱歌「夏は来ぬ」をカラオケJOYSOUNDの音源で歌いICレコーダーで録音しました。











ゴールデンウイーク 太陽の女神

2022年05月02日 | 日記歌入り
道を自動車で走ると 歩行者がいっぱいいる。自動車も多い。

祝日かと思って新聞を見ると祝日とは表記されていない。

今日も休みにしている会社が多いのだと思う。

いいことだと思うけれど。

人出が増えたなと思う。

二年前のゴールデンウイークは 緊急事態宣言で 多くの店でマスクが品切れになっていたことを思い出す。

なぜか、滋賀県のある駅の近くで 手作りのマスクを買い求めたことを不思議に覚えている。


気温の一日の較差が大きくて 寒いときは寒い 暑いときは暑いという感じになっている。

調子を合わせにくいなと思う。

岐阜の地方紙に「平成」に「令和」の歌碑
と見出しが出ている。

ええ?なんで平成に令和やの?と思って記事を読むと
岐阜県関市平成(へなり)の道の駅で元号「令和」の名付け親とされる中西進さんの歌碑が除幕されたとでている。

そういうことかと思った。

岐阜県の侵入盗 の10万人当たりの発生件数が全国ワースト3位と新聞に出ている。

そんなに治安が悪化したのかと思う。

被害の6割が無施錠と書いてある。

気を付けなければと思う。

大阪は ひったくりが多くて、よく話題になっていたけれど、岐阜は住宅に侵入して盗んだりする犯罪が多いのかと思う。

犯罪とは関係ないかもしれないけれど
大阪でテレビを持たない生活をしていると 3か月ごとくらいに、「皆様のNえっちKより契約のご案内」という感じの封書が郵便受けに入っている。

NえっちKに電話して、抗議しても 3か月たつと引っ越したりする人もでてきて居住の状態が変わるので3か月は封筒を入れませんがその後のことは約束しかねます というような返事がマニュアル的に帰ってくる場合が多い。

こちらに来てテレビをもたない生活を半年以上続けているけれどまだNえっちKの封筒は一度も入っていない。

この調子でいけば車検が近づいても ワイパーに車検のチラシがはさんであるということもひょっとしたらないかも と期待してしまうけれど、ちょっとそれは甘いかも、、
わからんけど、、、。

■太陽の女神
家入レオさんの「太陽の女神」をカラオケDAMの音源で歌ったものをアップロードします。

聴いていただければ幸いです。

「速度が速すぎる日々追いつけなくて 明日のできごとなんてわかりきってる」というフレーズを吐き捨てるような感じでレオさんは歌います。

特に わかりきってる のところを。

ちょっと変わった魅力のあるシンガーだなと思います。

こういう、あきらめモードというか 悟りモードいうのは レオさんのように僕の子供世代の人には多いのだと思います。

「自分以上になること 急ぎすぎてしまったのかな」という問いかけのフレーズが出てきますが、あせってはいけないということなのだと思います。

レオさんの歌の中でもかなりパワフルな部類だと思います。

↓家入レオさんの「太陽の女神」をカラオケDAMの音源で歌いました。