■知床観光船事故
今日の新聞で事故を起こした知床観光船の携帯電話が通話圏外だった可能性のあることが指摘されている。
自社の無線アンテナが故障しているから携帯電話か他社の無線を使えばいいと思ったという内容の記事を読んだとき、知床半島で携帯電話が通じるだろうかと思ったけれど、新聞の記事を見る限り通じなかった可能性が高いようだ。
ただ、これも 全国紙は 「観光船の電話 圏外か」という見出しだけれど 地方紙(共同通信を流用)では航路の大半は圏外だったという書き方がしてあるから報道機関によってずれがあるものだなと思う。
いずれにしても 事故と言っても自爆行為に近いような事故にも思えてきた。
本当に後々 日航ジャンボ機墜落事故のように 国民の記憶に残るような大変な事故になってしまったものだなと思う。
ジャンボ機の場合は亡くなられた方の数も多かった、今回は亡くなれた数は日航機に比べると少ないものの 管理のずさんさが今までにちょっと経験したことのないものという意味でショックが大きいと思う。
こういうことを機会に 安全を犠牲にしてまでコストを削減してはならない という意識が海上交通に限らずあらゆる産業分野で芽生えればいいと思う。
■天下分け目
岐阜の地方紙に 天下分け目の戦いは「関ヶ原の戦い」ではなく 「小牧 長久手の戦い」だと書いてある。
要するに 地元からそういう情報を発信して「小牧 長久手の戦い」の知名度をアップさせようという話だ。
新聞の記事には直接書いてないけれど、きっと観光客の呼び込みなどが目的なのだと思う。
僕は 関西では 天王山の戦い(山崎の戦い)古戦場の割と近くに住んでいた。
どのあたりに住んでいますか と人から問われたときは
「名神高速の天王山トンネルのあたりです」と答えることも多かった。
関西でも 「天下分け目の天王山」か それとも 「天下分け目の関ヶ原」か を論争して双方の古戦場をPRしようという企画があったと記憶している。
本当に 天下分け目もいろいろだなと思う。
元祖○○ の近くに 本家○○ とあったほうが話が盛り上がるというのと同じパターンかもしれない。
歴史に興味をもってそれをテーマに旅行する人が増えたのもこうしたPR合戦が流行る一因なのだと思う。
予備校に勤めていたころ 入試直前に 職員でひとり ひとつ 生徒への励ましの言葉を書こうということになった。
そのとき 「いよいよ入試 人生の関ケ原 がんばろう」と書いていた人がいたことを思い出す。
いい標語だなと思ったけれど、あまり 入試を天下分け目 とおおげさに考えるとかえってよくないこともあろうかと思う。
還暦近い年齢になってよく家族と話をするのは 「若いころは 学歴は大切と言っても どちらかというと 出た学校の名前とか そういうものに目がいっていた。
年を取ってくると、学歴のある人は それなりに情報を解析したり 物事の全体像をつかんだり システムを理解する力が高い。
また、情報の収集能力 取捨選択能力が高い。また、物事を説明したり理解する力が高い。
そのほうが生きていくためには なにかと便利なことが多い。その点で学歴は大切だね」というように考えが変わってきたということだ。
僕自身も そういうことではないかと思っている。
いつからでも学べる というのも事実だけれど 若いころに学んで思考の枠組みを自分の中で形成しておくと のちのちに学ぶときにもそれが生きてくるということは言えると思う。
そういう意味で若いころの努力は大切だなと思う。
■Shine
家入レオさんの「Shine」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。
聴いていただければ幸いです。
家入レオさんのデビューアルバムに収録されていた歌です。
先日CDショップに行ったら家入レオさんの10周年アルバムが出ていました。
もう10年になるのかと思います。
レオさんのデビューアルバムを買って聴いていたころ ハスキーでパワフルな歌声がすごいなと思っていました。
それともう一つ アルバムにはパワフルだけれど、どこか寂しげなところもあると思って聴いていて そのことが僕の約10年前の心象風景になっています。
Shainは特に歌詞にひかれたというわけではなく アルバムの中でもかなりパワフルな歌なので好きということです。
曲の作りも 昔の歌とはちょっと違う どこが違うのかと言っても説明できませんがちょっと独特だと思います。
まあ、歌の始まり方からしてちょっと違うとは思います。
↓家入レオさんの「Shine」をカラオケDAMの音源で歌いました。