『龍山寺(ロンシャンスー)』は清時代に建てられた台北最古のお寺で、故宮博物館や中正紀念堂などと並ぶ台北の一大観光名所です。
『龍山寺』は伝統的な中国の「四合院」宮殿式を採用し、北を背に前殿、本殿、後殿、左右の鐘樓、鼓樓と回廊で「回」の形に構成されています。
また正面入り口にある一対の龍柱は台灣唯一の鑄銅製で、柱に巻きつく大龍と細かく表現された神々や動物が素晴らしい必見ポイントです。
中国大陸の福建省から人々が”艋舺”に移住してきた当時、生活環境が悪く疫病が流行したため、神のご加護と平安を祈る為に1738年に建てられたのが龍山寺の始まりです。訪れた日なランタン祭りの最中でいたる所にランタンのデコレーションが飾られていました。
晴れた日には、そり返った屋根の上から今にも飛び立ちそうな龍や鳳凰(ほうおう)に注目。色鮮やかな瑠璃細工でできていて、その精巧さは目を見張るものがあります。
本殿には、 8頭の龍が螺旋(らせん)状に32組の層をなして輪廻(りんね)を象徴している円形天井があり、一本の釘も使われていないこの匠の技は、国宝にも指定されています。他にも、みごとな浮き彫りが施された本殿の石柱や、後殿両側に飾られた陶器の壁掛け、石彫刻の窓枠、柱を支える抱鼓石など、龍山寺の名前のとおりあちらこちらに龍の姿がみられます。
参拝は、一番手前の観音炉(観音菩薩)>本殿前の天公炉(天空の神)>後殿に周り向かって右から文昌炉(学問、受験の神)>水仙炉(水を治める神)>媽祖炉(航海の守護神)>註生炉(子宝の神)>關帝炉(商業、お金の神)の順に回ります。
地下鉄MRTで台北駅から2駅とアクセスも良く、華麗な芸術作品ともいえるその佇まいと、現地の人々の生活に根づいた信仰心を肌で感じられるのが魅力です。
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『龍山寺』は伝統的な中国の「四合院」宮殿式を採用し、北を背に前殿、本殿、後殿、左右の鐘樓、鼓樓と回廊で「回」の形に構成されています。
また正面入り口にある一対の龍柱は台灣唯一の鑄銅製で、柱に巻きつく大龍と細かく表現された神々や動物が素晴らしい必見ポイントです。
中国大陸の福建省から人々が”艋舺”に移住してきた当時、生活環境が悪く疫病が流行したため、神のご加護と平安を祈る為に1738年に建てられたのが龍山寺の始まりです。訪れた日なランタン祭りの最中でいたる所にランタンのデコレーションが飾られていました。
晴れた日には、そり返った屋根の上から今にも飛び立ちそうな龍や鳳凰(ほうおう)に注目。色鮮やかな瑠璃細工でできていて、その精巧さは目を見張るものがあります。
本殿には、 8頭の龍が螺旋(らせん)状に32組の層をなして輪廻(りんね)を象徴している円形天井があり、一本の釘も使われていないこの匠の技は、国宝にも指定されています。他にも、みごとな浮き彫りが施された本殿の石柱や、後殿両側に飾られた陶器の壁掛け、石彫刻の窓枠、柱を支える抱鼓石など、龍山寺の名前のとおりあちらこちらに龍の姿がみられます。
参拝は、一番手前の観音炉(観音菩薩)>本殿前の天公炉(天空の神)>後殿に周り向かって右から文昌炉(学問、受験の神)>水仙炉(水を治める神)>媽祖炉(航海の守護神)>註生炉(子宝の神)>關帝炉(商業、お金の神)の順に回ります。
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