おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

幻の東京オリンピック2020① 新国立競技場

2020-11-10 06:10:25 | まちま~い
東京オリンピック2020は、新型コロナの影響により2021年に延期されました。来年こそ開催される様希望をもって競技場の今を追ってみました。

『新国立競技場』は、東京2020オリンピック・パラリンピックの開会式、閉会式、陸上競技が行われるメインスタジアムです。



スタジアムの設計は建築家の隈研吾氏で、「杜(もり)のスタジアム」がコンセプトの国立競技場は、国産木材をふんだんに使用した世界的にも珍しい“木のぬくもりが感じられるスタジアム”です。



近くには、近代オリンピックの創始者「ピエール・ド・クーベルタン」



日本のオリンピックの先導者、「嘉納治五郎」が見守っています。



そして正面には「オリピック・ミュージアム」があり、近代オリンピックの歴史を学べます。



『新国立競技場』の建物の構造は地上5階、地下2階で、競技フィールドは地下2階レベルに設置。屋根をフラットにしたことで、高さは地上約50メートル以下に抑えられてます。



約6万の観客席を持つスタジアムにしては圧迫感が少なく、木のぬくもりと相まって巨大建造物にありがちな無機質さが和らぎ、隣接する緑豊かな明治神宮外苑の景観とも調和してます。



間近から見上げると、スタジアム外周の木製の軒庇(のきびさし)が印象的です。スギの縦格子で覆われ、360度つながり、ゲート部分では5層にもなります。



一際大きい最上部は「風の大庇」と呼ばれ、スタジアム内に四季折々の風を効率良く取り込むように設計してます。



軒庇の木材は47都道府県から調達し、一番北側部分に北海道、南端には沖縄と、方位に応じて地域順に並べたと言われてます。細部にこだわりながら、日本の伝統的な木造建築の要素を現代的にアレンジしたと言えます。



アクセスは、JR総武線「千駄ヶ谷」駅・「信濃町」駅から徒歩5分。都営大江戸線 「国立競技場」駅から徒歩1分。東京メトロ銀座線「外苑前」駅から徒歩9分になります。



所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
竣工日:2019年11月30日
面積:敷地=約10万9800平方メートル、建物=約6万9600平方メートル、延べ床面積=約19万2000平方メートル
スタジアム:大きさ=南北約350メートル、東西約260メートル 高さ=約47メートル 地上5階、地下2階
観客席数:約6万席(うち車いす席500)



とても存在感ある佇まいです。



膨れ上がった総工費のため、当初のザハ・ハディド案が白紙撤回となり、再コンペの末に大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JVの案に決定したのが2015年12月。その1年後の着工から予定通りの36カ月で工事が完了し、11月30日に運営主体の日本スポーツ振興センター(JSC)に引き渡されました。スタジアム本体と周辺を含めた整備費は1569億円で、計画時に設定した上限額1590億円以内に収まっています。



以前の国立競技場はこんなでした。


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