おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

2022東京河川ポタリング『石神井川』⑥飛鳥山~王子駅

2022-05-13 06:00:11 | まちま~い

『石神井川』ポタリングは賑やかな地区「飛鳥山」に来ました。

この辺りで目だつのは、立派な欄干の電飾燈がある「音無橋」です。『石神井川(音無川)』の王子権現傍に渡したアーチ型鉄筋コンクリート橋で、昭和4年12月に起工し、同6年1月に竣工しました。渋沢栄一が建築や音無橋開通式協賛会へ支援をしたようです。

「音無橋」眼下には「音無親水公園」があります。「隅田川」に注ぐ『石神井川』の旧流路に整備された公園です。全国の都市公園の模範になる公園として「日本の都市公園100選」に選ばれています。

元々は『石神井川』が流れていて、昭和30年代には生活排水で汚れていたが、川の流れを変えたことで川跡地を公園として再利用したのが始まりらしいです。川跡地には子供の膝下程度の小川が流れ、桜も植樹されたことから春には桜がとても見頃です。渓流の流れはは、ろ過装置を使用して定期的に清掃も行われているので安心です。

現在の『石神井川』は、戦後の経済の復興・発展とともに石神井川も生活排水などで汚れた川となり、洪水による被害を防ぐ目的で、昭和30年代から始まった改修工事によって緑の岸辺は厚いコンクリートの下へと消え、典型的な都市河川となりました。

この改修工事で、「飛鳥山公園」の下に2本のトンネルを掘り、『石神井川』流路のショートカットが行われ、残された旧流路に、「かつての渓流を取り戻したい」として「音無親水公園」ができました。

そして桜の名所でもある「飛鳥山公園」、東京都北区にある区立公園で、東京都内の桜の名所の1つです。江戸享保期に徳川吉宗が「享保の改革」の一環として行楽地として整備され、明治6年(1873年)3月には日本最初の公園の一つに指定されました。園内に残る渋沢栄一の旧邸の遺構は国の重要文化財に指定されています。

現在の「飛鳥山公園」は、1998年(平成10年)3月27日に博物館ゾーンとして、紙の博物館、北区飛鳥山博物館、渋沢史料館が誕生しました。

又、飛鳥山モノレール(あすかパークレール)があり、JR王子駅中央口改札すぐの公園入り口から山頂までの高低差約18m、レール延長48mを2分で結んでいます。

「飛鳥山公園」を下ると「王子駅」に到着します。JR東日本の京浜東北線・東京メトロの南北線が入る駅です。

付近には東京都交通局都電荒川線(東京さくらトラム)の王子駅前停留場があります。王子駅は交通の要で北区のターミナル駅です。

そして駅の横には昔の『石神井川』の痕跡が残されています。

その先には「飛鳥山公園」の下にあるトンネルを出てきた新『石神井川』と右からは「音無親水公園」から流れてきた旧『石神井川』合流して、再び一つの『石神井川』になって下流へ流れて行きます。

そしてその先は河口の「隅田川」になります。

続く、、、

 

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