『帷子川』は「中堀川」と合流した後、治水対策である「帷子川分水路」に到着です。川幅が広がり池になったところです。
左岸側にコンクリートの棒(スクリーン)が行儀よく並んでいます。スクリーンは直径が500mmくらいありそうです。根っこや枝付きの流木、その他大型ゴミが分水路トンネル内に流入するのを防ぐためと思います。
洪水時流量配分は、510㎥/秒の洪水を分水路へ350㎥/秒、帷子川へ160㎥/秒に分けて流すとあり、洪水の約70%を「帷子川分水路」へ流し、下流域を氾濫浸水被害から守るための『帷子川』最大の治水対策施設です。
「帷子川分水路」のルートは、『帷子川』中流部の横浜市旭区白根一丁目から地下トンネルを経て、横浜駅北側の旧派新田間川を利用し、横浜港まで約5kmです。地上からトンネルまでの深さは、最深部で約60m、平均約30mとなっています。これは、トンネルが通る丘陵地帯の標高が30mから70mと高低差があるためです。
「帷子川分水路」に架かる「ふれあい橋」があります。
から上下流を見ると、川幅を広げて池にしたため相対的に川幅が狭くなり、流れにくくなった洪水は左岸の越流堤(分流堰)から分水路へ流れ込む仕掛になっています。
『帷子川』の本流は分水路を超えて下流へ流れて行きます。
続く、、、
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