アドリア海の真珠『世界遺産ドブロブニク』＠クロアチア

『ドブロヴニク』は、クロアチア、アドリア海沿岸のダルマチア最南部に位置する都市及び基礎自治体で、ドブロヴニク＝ネレトヴァ郡の郡都です。日本人にはジブリ映画の『紅の豚』のモデルになった街並みとして有名ですね。



1979年に世界遺産に登録された旧市街は『アドリア海の真珠』とも謳われる美しい町並みを誇ります。



アドリア海沿岸でも傑出した観光地であり、多数のクルーズ船が寄港する他、地中海各都市とフェリーで結ばれドゥブロヴニク＝ネレトヴァ郡の中心都市となっています。



プロチェ地区から見たドブロブニク旧市街。それはまるで真珠をはらむ貝殻のようでヨーロッパでもっとも美しいといわれる街のひとつです。



『ドブロブニク』は海洋都市国家で島を城壁で取り囲んだ城郭都市でした。



約2kmにわたってオレンジ屋根の家々を取り囲んでいて、高さ25m、厚さ6mの堅牢な白の城壁。港も厚い城壁で守られています。



旧市街のすぐそばにある港が『シティ―ハーバー』です。個人所有のクルーザーなどがあり、近海の島々へはここから出発する船を利用することができます。一息つくにはおすすめの場所でもあります。




旧市街入口そばには『ロブリイェナッツ要塞』があります。旧市街を周る前に要塞を登り、一度上から見てもいいかもしれません。



ドブログニクの目の前には『ロクルム島』があります。クジャクが非常に多くいる島で、ドブロブニクとの定期便が多くあるため、気軽に訪れることができます。水が非常に綺麗ですので、海水浴もできます。



ドゥブロヴニクは歴史的に海洋貿易によって栄えた都市で、巧みな外交術と豊富な富に支えられ15世紀から16世紀にかけてはとくに発展しています。



1970年代、恒久的に戦争による破壊から守るために非武装化されたが、1991年のユーゴスラビア崩壊に伴う紛争でセルビア・モンテネグロ勢力によって7ヶ月間包囲（ドブロヴニク包囲）され砲撃により多大な損害を蒙りました。



今ではすっかり修復されており、『○○の真珠』と呼ばれる街はヨーロッパに数あれど、これほど真珠が似合う街は他になく一生に一度は訪れたい街です。





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