『多摩湖自転車道』ポタリングは、多摩湖周遊道を一周してJR新小平駅を目指します。行きに通り過ぎた直線部の周辺に立ち寄りながら戻ります。
先ずは「都立狭山公園」の入口駅となる西武多摩湖線の「武蔵大和駅」です。「武蔵大和駅」は、現在の回田信号場付近に村山貯水池駅(仮)を建設し、1930年(昭和5年)1月に開業しました。同交差部分の調整が完了したことを受け、村山貯水池駅(仮)より0.9km延伸した地点に本設の「村山貯水駅」を建設し、1936年(昭和11年)12月に多摩湖線の全線が開通しました。
2010年(平成22年)8月からバリアフリー対応工事が施工されました。駅舎を八坂方に移転の上、公道と駅舎を直結するエレベーターや多機能トイレを新設し、2011年(平成23年)3月に竣工しました。
そして『多摩湖自転車道』を1km下ると「東村山浄水場」があります。村山貯水池から流れ込む大量の水が流れてきます。
更に進むと再び「空堀川」を渡ります。川には綺麗な水が流れています。
『多摩湖自転車道』は、別名「都立狭山・境緑道」とも言われてます。
更に約1km進むと西武多摩湖線と西武国分寺線が交差する場所にきます。上を走るのが多摩湖線、下が国分寺線でどちらも単線です。
西武国分寺線と西武多摩湖線はどちらも国分寺駅から北を通り似たようなところを通りますが、この2路線はもとは別の会社でした。現在の国分寺線は「川越鉄道」として明治時代中頃に開業しました。この路線は東京と川越を結ぶ最初の鉄道として開業し、国分寺駅を介して中央線と乗り入れて都内から川越への直通列車が運行されていた時期もありました。
現在の多摩湖線は、「多摩湖鉄道」として昭和初期に開業しました。後に「西武王国」を作り上げる堤財閥によって最初に作られた鉄道で、小平に造成したニュータウン(現在の一ツ橋学園付近の住宅街)へのアクセス鉄道として開業しました。これに当時人気の観光スポットだった多摩湖(村山貯水池と狭山公園)への観光路線として付加価値をつけるかたちで生まれた路線です。
『多摩湖自転車道』の目の前を通り過ぎる国分寺線は、とても迫力あります。
続く、、、
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