おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

鳩間島豊年祭2019③『奉納芸能』@八重山鳩間島

2019-09-17 05:36:15 | 旅行
ミルク様の登場後は「カムラーマの舞」、棒術、舞踊などの奉納芸能が行われます。中でも、ユーモラスな舞と黄色い衣装が鮮やかな「カムラーマ」は子孫繁栄の神様で、こちらは鳩間島でしか見られない芸能です。



「カムラーマの舞」は杖とクバ扇を持った黄色い衣装の翁が、円陣を組んだ子供達の真ん中で、踊りしゃがんだ子供達の頭をクバ扇でなでます。



続いて「奉納芸能」の演舞のはじまり、村ごとに演技しますが、初めは東村の棒術からです。



続いて婦人会の「マミドーマ」です。(マ=真の、ミドー=女性)「働き者のよい娘」という意味で、鍬や釜を持って踊る軽快な農耕踊りです。



地謡の皆さんも島の珍しい伝統芸能に苦戦しているようです。



こちらは祭りの事務局で演舞の準備や招待客へのおもてなしで忙しいそうです。



来賓の挨拶も格式ばらずこんな感じで頂いていました。とてもアットホームですねぇ。



この日は台風が去ったあとでしたが、不安定な天気で一般客席にもテントが張られ、時たま降る雨をしのいでくれました。ありがたい。



村民の席は演舞の正面にあり、島の長老や来賓がいました。



再び演舞に戻って「つりをする人々」、子供のお遊戯の様で滑稽なパフォーマンスでした。



そして再び棒術の演舞、



途中でエイサーが入ってきます。



演舞は中学生ぐらいの方もやっておりした。



鳩間島島民が全員参加する「豊年祭」、継承運営も大変でしょうが、十分楽しめれる内容でした。普通の地域のお祭りではとてもレベルが高い芸能披露のお祭りでした。


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鳩間島豊年祭2019②祭りの始まり『弥勒(ミルク)の登場』@八重山鳩間島

2019-09-12 05:16:38 | 旅行
いよいよ豊年祭の始まりです。御嶽で祈願を終えた氏子らが「みちうた」を歌いながら桟敷広場まで戻ってきます。



旗文字は東村(青色)は「祈豊」、西村(赤色)は「瑞穂」です。



そしてミルク行列の始まりです。八重山の民謡でもある「弥勒節」の唄声とともにミルク様が登場します。



ミルク様は、どこか人のよさそうな優しい表情で描かれることが多く「豊穣の神」として知られ、豊穣を祈願するお祭りや豊年祭などにはよく登場する神様です。ここのミルク様の衣装は他の地域と違って水色と特徴的です。



八重山地方のお祭りの象徴としてとりあげられることの多いミルク様は、海の向こうから五穀豊穣、幸福をもたらすとして崇められている神様です。



ミルクとは弥勒菩薩のことで、特徴的な白い仮面は18世紀にベトナムから伝来したと伝えられてます。



1791年に黒島の役人が公務で首里に行く際に遭難をしてベトナムに漂流し、そこで見たミルク神に感銘を受けたことがそのはじまりといわれています。




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鳩間島の豊年祭2019①『会場風景』@八重山鳩間島

2019-09-10 05:40:51 | 旅行
「豊年祭」は、穀物の収穫を終えた後、神への豊作の感謝と、来夏世(クナツユー、クナチィユー)の豊作祈願を行う祭です。



別名「瑠璃の島」と呼ばれる鳩間島の「豊年祭」は、毎年、旧暦6月の壬の日から3日間開催され(新暦では7月下旬頃から8月上旬頃の間)、鳩間島ではこれが年間を通じて島最大の祭りとなっています。普段は静かな島も、祭りの日は島外に住む島出身者や観光客で賑わいます。



「豊年祭」の初日はユードゥーシ(夜通し)と呼ばれ、島内で第一の聖地とされる友利御獄で、夜から早朝にかけ夜通しで神に祈りを捧げます。2日目はトゥーピン(当日)と呼ばれ、島内の各御獄で祈願を行った後、「民宿いだふに」前の「桟敷(サンシキ)」と呼ばれる広場で、旗頭、ミルク、棒術、舞踊などの奉納芸能や、パーリーが奉納されます。



奉納芸能のあとには「パーリー(ハーリー)」が行われ、島の東西2組に分かれて競漕します。「豊年祭」で「ハーリー」と綱引きの両方を行うのは鳩間島だけです。



2日目のトゥーピン(当日)は午後1時頃から始まり午後4時頃まで行われます。



「豊年祭」の多くの行事は、島の東の集落と西の集落が競い合うような形で行われ、青が東の集落、赤が西の集落の色となっています。




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鳩間島観光④美ら海ビーチ『前の浜・屋良浜』&『下り井戸』@八重山鳩間島

2019-09-06 06:28:57 | 旅行
鳩間島の美ら海の紹介です。

先ずは鳩間島の南部にある『前の浜』。



港のすぐ横で、集落の目の前にあるビーチ。シアン色の海が美しくて、艶やか。遠浅で防波堤に囲まれてて、 防波堤まで行っても浅くて、安心して海に浸かってられます。




続いて鳩間島の西部にある『屋良浜』。



集落中心部から鳩間の一周道路を10分くらい西側に歩くとたどりつきます。



舗装はされていませんが味わいのある小道です。



『屋良浜』は、ビーチが西側に向いていて、夕日が美しい場所です。



のんびりするには気持ちの良いビーチで、砂浜が広いのに人はほとんど居ないため、贅沢なプライベートビーチにいるような時間が過ごせます。



目の前には西表島。



ビーチの入口の近くの砂浜に、大きな木があり、日蔭でのんびりできます。



そして『下り井戸(アンヌカー)』、現在は西表島からの海底送水で賄われている鳩間島の飲料水ですが、その昔は島内にある数か所の井戸に頼っており、そのうちの一つです。



うっそうとした草地の中の道を辿っていったところにあります。



『下り井戸(アンヌカー)』は大きなガジュマルの木の下にあり、ぽっかりと口を開けた洞窟の中に泉が湧いていたとのこと。



大きなガジュマルの木の下、自然の洞窟の中に湧いていた泉で、かつては島の人々の貴重な飲料水となっていました。




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鳩間島観光➂パリ登った『物見台』と『鳩間島灯台』の景色@八重山鳩間島

2019-09-04 05:51:08 | 旅行
八重山民謡「鳩間節」で唄われている中森を走り登るとそこにあるのは、『物見台』。数十年前に復元されたものだそうだけど、昔はここで火を炊いて、航行する船の目印にしたそうです。今は「鳩間島灯台」。



『物見台』の上に登れば、島一面を360度見渡せます。



海とそして西表島を望む爽快な景観が望めます。



そして、『物見台』の横にあるのは『鳩間島灯台』。月日はたってしまって今は、『鳩間島灯台』がその役割を担っています。



1948年から。島で一番高い、高さ30mほどのところにたっていて、海上を航行する船の目印になっているばかりか、島歩きの目印になってくれています。




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