goo blog サービス終了のお知らせ 

おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

2022東京河川ポタリング『石神井川』⑦河口の「隅田川」合流点&石神井公園

2022-05-16 06:02:19 | まちま~い

『石神井川』ポタリングは、いよいよ河口の「隅田川」との合流点へ向かいます。

この辺りは川の上を這うように「首都高速中央環状線」が走っており、未来的な都市景色です。

更に下流へ進むとようやく『石神井川』の河口「隅田川」との合流点です。

『石神井川』河口から見た上流は王子駅前のビル群が見えます。

ここで『石神井川』ポタリングは、「石神井公園」から河口「隅田川合流点」まで完走です。ここから再び「石神井公園」まで戻りした。

そして出発点の「石神井公園」内を回ってみました。

「石神井公園」は石神井池三宝寺池の2つの大きな池がある練馬を代表する自然にあふれた公園です。春にはソメイヨシノやヤマザクラなど約290本の桜が満開となる、花見の名所としても有名です。石神井池ではボートに乗ることもでき、週末は家族連れで終日にぎわいます。

石神井池(通称ボート池)は、三宝寺池一帯が風致地区に指定された際、同池とともに武蔵野の景観を保護する目的で人工的に作られたものです。元々三宝寺池から石神井川に注ぐ「三宝寺川」が流れ、その周辺は田んぼで水を引く水路もあったが、一帯を人工的にせき止めるなどして池としました

石神井池は、三宝寺池からの湧水が殆ど期待できなくなった1958年(昭和33年)には、既に157mの深井戸から揚水して池の水を確保していました。それも2013年(平成25年)以降はアオコ対策で井戸を停止し、以前の様に主に三宝寺池からの流入水で池を満たしていました

石神井池は元は三宝寺池からの流れが『石神井川』に合流する、三宝寺川の途中の低地で水田などになっていたが、流量の減少で1933年に途中で堰き止め池としました。1959年、二つの池を中心に「石神井公園」として整備されました。三宝寺池からの湧水がほとんど期待できなくなった1958年には石神井池も深井戸を掘り揚水しています。

下流の水路も湧水の枯渇で消失していたが、1982年に地上を「和田堀緑地」として公園化して、川だった記憶を留めるためにミニ橋なども整備されています。夏季のみ石神井池の水をろ過して流し、最後は下水道に流入しているようです。

更に上流へ進むと石神井川三宝寺池の間には小さな池の「ひょうたん池」があります。こちらの池は身近に水にふれることができます

そして『石神井川』の湧水であった三宝寺池に到着です。三宝寺池は井の頭池や善福寺池とならぶ武蔵野台地の3大湧水池として知られ、かつては『石神井川』の主水源で、現在の和田前歩道橋(南田中団地前)の近くで合流していました。三宝寺池は湧水が減少したため、1971年に190mの深井戸が掘られ地下水をポンプで揚水して補給しています。

三宝寺池は、国の天然記念物である三宝寺池沼沢植物群落があります。三宝寺池は古来より、武蔵野台地からの地下水が湧き出る池としてこの地にありました。それを1959年(昭和34)に人々が散策できる公園として整備しました。

『石神井川』ポタリングの前半(石神井公園~河口)は完走です。続いて後半が始まります。

 

ブログランキングに登録中です。ポチッとお願いします。
沖縄ランキング
にほんブログ村 旅行ブログ 沖縄旅行へ
にほんブログ村


2022東京河川ポタリング『石神井川』⑥飛鳥山~王子駅

2022-05-13 06:00:11 | まちま~い

『石神井川』ポタリングは賑やかな地区「飛鳥山」に来ました。

この辺りで目だつのは、立派な欄干の電飾燈がある「音無橋」です。『石神井川(音無川)』の王子権現傍に渡したアーチ型鉄筋コンクリート橋で、昭和4年12月に起工し、同6年1月に竣工しました。渋沢栄一が建築や音無橋開通式協賛会へ支援をしたようです。

「音無橋」眼下には「音無親水公園」があります。「隅田川」に注ぐ『石神井川』の旧流路に整備された公園です。全国の都市公園の模範になる公園として「日本の都市公園100選」に選ばれています。

元々は『石神井川』が流れていて、昭和30年代には生活排水で汚れていたが、川の流れを変えたことで川跡地を公園として再利用したのが始まりらしいです。川跡地には子供の膝下程度の小川が流れ、桜も植樹されたことから春には桜がとても見頃です。渓流の流れはは、ろ過装置を使用して定期的に清掃も行われているので安心です。

現在の『石神井川』は、戦後の経済の復興・発展とともに石神井川も生活排水などで汚れた川となり、洪水による被害を防ぐ目的で、昭和30年代から始まった改修工事によって緑の岸辺は厚いコンクリートの下へと消え、典型的な都市河川となりました。

この改修工事で、「飛鳥山公園」の下に2本のトンネルを掘り、『石神井川』流路のショートカットが行われ、残された旧流路に、「かつての渓流を取り戻したい」として「音無親水公園」ができました。

そして桜の名所でもある「飛鳥山公園」、東京都北区にある区立公園で、東京都内の桜の名所の1つです。江戸享保期に徳川吉宗が「享保の改革」の一環として行楽地として整備され、明治6年(1873年)3月には日本最初の公園の一つに指定されました。園内に残る渋沢栄一の旧邸の遺構は国の重要文化財に指定されています。

現在の「飛鳥山公園」は、1998年(平成10年)3月27日に博物館ゾーンとして、紙の博物館、北区飛鳥山博物館、渋沢史料館が誕生しました。

又、飛鳥山モノレール(あすかパークレール)があり、JR王子駅中央口改札すぐの公園入り口から山頂までの高低差約18m、レール延長48mを2分で結んでいます。

「飛鳥山公園」を下ると「王子駅」に到着します。JR東日本の京浜東北線・東京メトロの南北線が入る駅です。

付近には東京都交通局都電荒川線(東京さくらトラム)の王子駅前停留場があります。王子駅は交通の要で北区のターミナル駅です。

そして駅の横には昔の『石神井川』の痕跡が残されています。

その先には「飛鳥山公園」の下にあるトンネルを出てきた新『石神井川』と右からは「音無親水公園」から流れてきた旧『石神井川』合流して、再び一つの『石神井川』になって下流へ流れて行きます。

そしてその先は河口の「隅田川」になります。

続く、、、

 

ブログランキングに登録中です。ポチッとお願いします。
沖縄ランキング
にほんブログ村 旅行ブログ 沖縄旅行へ
にほんブログ村


2022東京河川ポタリング『石神井川』⑤板橋区~北区

2022-05-10 05:33:17 | まちま~い

『石神井川』ポタリングは板橋区から北区へ入って行きます。

この辺りの川沿いには緑道がよく整備されており、走っていてもとても気持ちが良いです。「加賀1丁目みどりばし緑地」は川沿いの緑道公園で、桜の季節は散歩が楽しそうです。

又、「グランフィーネ加賀」などの大規模マンション群が建ち並んでいます。

中でも「板橋区立加賀橋公園」は『石神井川』沿いの遊歩道と一体になった公園です。 公園には石灯籠があります。

この辺りの桜並木も見事で桜のシーズンが楽しみです。

「東橋」付近ではJR埼京線と交差します。

更に下ると寿徳寺の「谷津大観音」があります。寿徳寺は新撰組隊長近藤勇の菩提寺で、 遺体は寿徳寺の境外墓地(飛び地)であるJR板橋駅東口の地に埋葬されているとのことです。

北区に入って来ると「北区立音無もみじ緑地」があります。『石神井川』遊歩道に沿い、川の流れを利用して造られた親水公園「音無もみじ緑地」。大規模な緑地帯で、すり鉢状になった護岸構造のため、川岸近くまで降りて水辺に行き、水鳥と魚の群れを間近で見られます。

付近は北区の自然観察路に指定されており、野鳥が多く飛来する所でもあります。園名の「もみじ」は、滝野川が滝と紅葉の名所として知られていたことから付けられており、かつては「江戸名所」のひとつとされていた。現在は桜の木も多く植樹され、春は花見の名所にもなります。

「音無もみじ緑地」の公園の石碑の像です。元気な少年の像です。

続く、、、

 

ブログランキングに登録中です。ポチッとお願いします。
沖縄ランキング
にほんブログ村 旅行ブログ 沖縄旅行へ
にほんブログ村


2022東京河川ポタリング『石神井川』④板橋~帝京大学板橋キャンパス

2022-05-07 07:08:55 | まちま~い

『石神井川』ポタリングは「新板橋」まで下って来ました。

「新板橋」は、東京都板橋区氷川町および仲宿で『石神井川』に架かる、国道17号(中山道)および首都高速5号池袋線の橋です。橋の真下の川底を都営地下鉄三田線が潜っている交通の要です。

橋付近は流路に沿って桜並木がよく整備されています。

川沿いには『石神井川』の旧河道を利用してつくられた「氷川つり堀公園」があり、釣りを体験できます。

そして更に下流へ進むと「板橋」に到着します。

「板橋」は、東京都板橋区本町にあるにある東京都板橋区仲宿へ架かる橋で同区名の由来とされています。現存する橋は、旧中山道と『石神井川』とが交差する地点に架かっています。

「板橋」を通り過ぎて進むと「帝京大板橋キャンパス」に到着です。医療系学部(医学部、薬学部、医療技術学部)が設置された板橋キャンパスでは医系3学部を同じキャンパスに配置し、近年の医療環境モデルのひとつである「チーム医療」を学ぶことが出来るようです。

また医療系学部の学生が学ぶ板橋キャンパス校舎は高度先進医療および在学生の教育・研究施設である帝京大学医学部附属病院に隣接し、大学の講義のほか大学病院内で臨床教育実習を実践することが出来る様です。

この付近も流路に沿って桜並木がよく整備されています。

続く、、、

 

ブログランキングに登録中です。ポチッとお願いします。
沖縄ランキング
にほんブログ村 旅行ブログ 沖縄旅行へ
にほんブログ村


2022東京河川ポタリング『石神井川』③練馬区~板橋区

2022-05-04 06:50:03 | まちま~い

『石神井川』ポタリングは河口を目指して下って行きます。

社団法人練馬区体育協会が管理する多目的運動場「練馬総合運動公園」へ到着です。旧中大グランドで全天候舗装の400mトラックや人工芝グラウンドなどを備えた公園です。

この施設北側の『石神井川』沿いには銀杏並木が続いています。

そして更に進むと「城北中央公園」に到着します。「城北中央公園」は、東京都練馬区から板橋区にかけて広がる都立公園です。

城北地区最大の総合公園であり、運動場・テニス場などのスポーツ施設があり、城北地区住民の憩いの場、また運動の場となっています。

当地は、戦時中策定された防空緑地(空襲被害の拡大を防ぐために設置された緑地)の一つであり、戦後そのまま公園として整備され、陸上競技場、野球場、テニス場など、特にスポーツ施設を充実させた総合レクリエーション公園になりました。

石神井川沿いの起伏に富んだ敷地に、野球場、競技場などの運動施設を備えた、城北地区における最大の運動公園で、存分にスポーツを楽しむことができます。また、児童公園や広場にも樹木が多く、散策やサイクリングも楽しめます。

現在「城北中央公園」では巨大な調整池の建設が進んでいます。

「城北中央公園」を通り超して更に進むと「環七通り」に到着します。この辺りからは板橋区になります。

ここから下流方面は住宅街となり、緑がなくなり都心の風景になってきます。

そして北上する東武東上線と交差します。

意外に川沿いは桜が植えられて桜並木通りになっています。

そして下流の進むと「東武東上線中板橋駅前商店街」に到着します。

「中板」は川越街道の「上板橋宿」と、中仙道の「下板橋宿」の中間に位置するためについた名です。室町時代から戦国時代にかけて、豊島氏の一族板橋氏が存在していたことが、史実に残っていますが、板橋の名は『石神井川』に架かった橋が丸木橋の多かった時代に「板の橋」であったことがめずらしかったためと思われます。

続く、、、

 

ブログランキングに登録中です。ポチッとお願いします。
沖縄ランキング
にほんブログ村 旅行ブログ 沖縄旅行へ
にほんブログ村