小さな幸せ

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「愛の法則」

2007-08-20 22:34:48 | 読書

ヒゴタイ

 

 

球形の花もさることながら、一風変わった名が個性的。

平江帯と綴り、最初に貝原益軒が取り上げた。
「大和草」には、カンゾウとアツモリソウにはさまれて、この名が挙がる。

花おりおりより

 

高原に咲くこの花をほりあげて持ち帰る人もいるそうです。

そこにあってこそ、光を放つ花もあるのに・・・。

 

今日は、面白い本をご紹介します。

米原万里の「愛の法則」です。

米原万里さんは、2003年の秋に、卵巣がんが見つかります。
その後、転移し、すさまじい闘病生活の後、 2006年5月に亡くなりました。

この本は、そんな時期の講演をまとめたものです。

第1章「愛の法則」は2005年6月に石川県立金沢二水高等学校での講演。

高校生相手に、シモネタ炸裂です。

多分、目をキラキラさせ、ゲラゲラ大笑いして高校生達は聞いたと思います。

一部を抜粋

今、猫の話をしましたけれども、人間の女も、きわめて素直な天真爛漫な人は、この猫と同じような行動をとりますね。

嫌な男には嫌悪感丸出しで、好みの男にはすり寄っていくというタイプ。

普通の人は、やはり人間社会に生きる以上、、それをあまり素直には出しません。

ほんとうは心の中ではあれこれ思っていても、無難にだれとでも適当に対応します。

適当にあいさつして、適当な人間関係をつくるんですけれども、素直に自分の心のほんとうの声を聞いてみると、私はあらゆる男を三種類に分けています。

皆さんもたぶん、絶対そうだと思います。

第一のAカテゴリー。
ぜひ寝てみたい男。

第二のBは、まあ、寝てもいいかなってタイプ。

そして第三のC、絶対寝たくない男。
金をもらっても嫌だ。絶対嫌だ(笑)。

皆さん、笑ったけど、ほんとうはそうでしょう。
大体みんな、お見合いのときって、それを考えるみたいですよ。

男の人もたぶん、そうしていると思いますけれども、女の場合、厳しいんですね。
Cがほとんど、私の場合も90%強。

圧倒的多数の男とは寝たくないと思っています。
おそらく、売春婦をしていたら破算します。
大赤字ですね。

 

見出しだけでも面白いんですよ。

・世界的名作の主人公はけしからん!

・世界的ベストセラーはドンファンが主人公

・女主人公の理想の男はただ一人

等など

苦しい闘病生活の合間に、講演をする。

聴衆者と向き合っているときだけは、その苦しさを忘れることができたのではないかしら?

 

第2章「国際化とグローバリゼーションのあいだ」は明日ご紹介します。

これもとっても面白いです。

 

今日の私の小さな幸せ

 

楊志館、負けました。

ハツラツプレーに大満足。

後は、九州2校にまかせましたよ~。

コメント (16)
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