小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

天地人第12回

2009-03-23 00:25:51 | 天地人

 

利休梅

 

「命がけの使者」

 

何となくピンボケ感があったここ数話。

でも、今日は、メインテーマの「愛」と「義」にピントがぴったりあって、面白かったですね~。

 

今日の、あんちょこは「腹が減っては戦はできぬ」

戦時の時の主食はお米。

何はなくても米がなくては戦はできないんですね。

 

城は制したものの、周囲を景虎におさえられて、兵糧の搬入ができません。

景勝たちは、景虎から兵糧攻めにあいます。

もって半月。

 

御舘では、人間不信の景虎。

実家の兄北条氏政からの援軍の申し出を、自分を助けるためではないと苦々しく言います。

 

武田もこの時に、北条と組んで上杉に攻め込もうとします。

勝頼も、大変。

父親が偉大だったからね~。

コンプレックスを抱えています。

ジュニアっていうのは、いつの世も大変です。

プロ野球でも、俳優さんでも・・・。

そう言えば、小泉ジュニアもこのドラマ出てます。

 

信玄は、この勝頼に遺言を残しています。

「謙信は、頼まれたら、どんなことがあっても約束を破ったりしない人だ。自分が死んだら、頼むべきは謙信だけだ」

って。

でも、彼は、謙信をたよってはいかなかったんですね。

 

そんな兄を冷静な目で見ている美女がいました。

その名は、菊姫。(どんど晴れの比嘉愛未)

今夜は、ちょこっと顔見世。

後に、彼女は、景勝に嫁いでくるんですね~。

ふふふ・・・景勝、彼女を気に入るのかしら?

楽しみ。

 

さて、兼続です。

今夜は、彼の、迷台詞いえ、名台詞が盛りだくさんでした。

 

降伏か、討って出るか、どちらかだと言う景勝に、

「事をせいてはなりませぬ」

といさめます。

虎様は、戦に勝ちたい一心で、越後を守ると言う主たる使命を忘れています!越後の主にはなれませぬ

と、言い切ります。

 

そして、兼続、ぴん~か~んとひらめきます。

兼続、軍師の才が段々でてきます。

桑取に交渉に行くと言いだします。

止める景勝に、

 

ものごとはやってみなければわかりませぬ

 

人は話し合えばわかりあえるものでございます

 

しかし、景勝は、それがどれだけ危険なことかわかっています。

 

兼続、おぬしを失のうてまで生きのびるつもりはないぞ

 

こういうセリフを、日ごろ口数の少ない人の口から言われたら、もうたまりませんよね。

もう、命ささげますってなもんよ。

 

 

三日じゃ。

三日経ってもどらぬときは、兼続は死んだものとみなして、討って出る

ゆけ~はしれメロス!!じゃなかった兼続。

 

その途中で、怪我をした老女を助けます。

手当てをしてあげながら、殿のことを熱く語ります。

越後のお米が上手いのはこの雪解け水が流れてくるからだと・・・・。

殿はこの雪解けの水が好きだのなんのと。

(確かに水が美味しいから、魚沼産コシヒカリや八海山の日本酒も美味しいんだわね、自慢する価値大有りね)

 

とは言え、こんなところで世間話をしていたら、三日すぐにたっちゃいますよ。

でも、♪助けた亀に連れられて~と、この女性は、キーポイントになるのよね、ドラマ的には。

 

やっぱりでしたね~。

桑取の長、斎京三郎右衛門の母上だったんです。

長に味方になってくれと頼むのですが、すでに景虎がお金を持って頼みに来ていました。

兼続は手ぶらです。

お金も持ってこないで~と、全く相手にされない兼続。

 

お前たち、それでも上杉の侍か~!!!」

と一喝。

上杉の侍の誇りは金でははかれまい。

何のために命をかけるか!ではないのか!」

 

上杉の侍の誇りを刺激します。

 

わが殿は、だれよりも越後を愛しんでいる。

わしも同じじゃ越後を守りたいのじゃ。

殿のためなら命もいらぬ。」

がっくと失神。

でも、すみずみまで、謙信の「義」の心は浸透していました。

ただ、この長は忘れていたんです。

兼続の言葉に、そのことをを思い出した長は、景勝の味方につくことにしたのでした。

 

メロス兼続は、戻ってきました。

長は、景勝に遅参をわび、兼続が誇りを思い出させてくれたと言います。

 

景虎は金のみ。

景勝は越後のために命を捧げる兼続をよこした。

 

この違いが、仙桃院の言ってたこと。

才覚では、景虎のほうが上かもしれない。

でも一国を統べるうつわはそれとは別。

それを悟らない限り、景勝には勝てないって。

 

リーダーの条件って、それなんですよね。

この人の為なら!!

って、部下に思わせるものを持ってないとだめなんですよね。

 

今日は、お船ダーリンが嫉妬するシーンもありました。

いくさ中でも、ちゃんと家に帰って寝るですね。

ずっと城につめているのかと思ったけど、よく考えると、お城って会議をするところなんですね。

 

おにぎり配っていた時、兼続とお船さんが二人、話をしているのには、

「あ~また、見られたらどうするのよ~」

ってハラハラしました。

 

さあ、来週は、またまた大変なことになりそうです。

景虎がだんだん壊れて行ってますよ~。

 

今日の私の小さな幸せ

 

もう数時間で、準決勝始まります。

韓国が圧倒的な強さで勝ち上がってきていますね~。

 

そして、今日のオープン戦で、市民球場での試合は最後でした。

本当にお疲れ様でした。

 

コメント (15)
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