利休梅
「命がけの使者」
何となくピンボケ感があったここ数話。
でも、今日は、メインテーマの「愛」と「義」にピントがぴったりあって、面白かったですね~。
今日の、あんちょこは「腹が減っては戦はできぬ」
戦時の時の主食はお米。
何はなくても米がなくては戦はできないんですね。
城は制したものの、周囲を景虎におさえられて、兵糧の搬入ができません。
景勝たちは、景虎から兵糧攻めにあいます。
もって半月。
御舘では、人間不信の景虎。
実家の兄北条氏政からの援軍の申し出を、自分を助けるためではないと苦々しく言います。
武田もこの時に、北条と組んで上杉に攻め込もうとします。
勝頼も、大変。
父親が偉大だったからね~。
コンプレックスを抱えています。
ジュニアっていうのは、いつの世も大変です。
プロ野球でも、俳優さんでも・・・。
そう言えば、小泉ジュニアもこのドラマ出てます。
信玄は、この勝頼に遺言を残しています。
「謙信は、頼まれたら、どんなことがあっても約束を破ったりしない人だ。自分が死んだら、頼むべきは謙信だけだ」
って。
でも、彼は、謙信をたよってはいかなかったんですね。
そんな兄を冷静な目で見ている美女がいました。
その名は、菊姫。(どんど晴れの比嘉愛未)
今夜は、ちょこっと顔見世。
後に、彼女は、景勝に嫁いでくるんですね~。
ふふふ・・・景勝、彼女を気に入るのかしら?
楽しみ。
さて、兼続です。
今夜は、彼の、迷台詞いえ、名台詞が盛りだくさんでした。
降伏か、討って出るか、どちらかだと言う景勝に、
「事をせいてはなりませぬ」
といさめます。
「景虎様は、戦に勝ちたい一心で、越後を守ると言う主たる使命を忘れています!越後の主にはなれませぬ」
と、言い切ります。
そして、兼続、ぴん~か~んとひらめきます。
兼続、軍師の才が段々でてきます。
桑取に交渉に行くと言いだします。
止める景勝に、
「ものごとはやってみなければわかりませぬ」
「人は話し合えばわかりあえるものでございます」
しかし、景勝は、それがどれだけ危険なことかわかっています。
「兼続、おぬしを失のうてまで生きのびるつもりはないぞ」
こういうセリフを、日ごろ口数の少ない人の口から言われたら、もうたまりませんよね。
もう、命ささげますってなもんよ。
三日じゃ。
三日経ってもどらぬときは、兼続は死んだものとみなして、討って出る
ゆけ~はしれメロス!!じゃなかった兼続。
その途中で、怪我をした老女を助けます。
手当てをしてあげながら、殿のことを熱く語ります。
越後のお米が上手いのはこの雪解け水が流れてくるからだと・・・・。
殿はこの雪解けの水が好きだのなんのと。
(確かに水が美味しいから、魚沼産コシヒカリや八海山の日本酒も美味しいんだわね、自慢する価値大有りね)
とは言え、こんなところで世間話をしていたら、三日すぐにたっちゃいますよ。
でも、♪助けた亀に連れられて~と、この女性は、キーポイントになるのよね、ドラマ的には。
やっぱりでしたね~。
桑取の長、斎京三郎右衛門の母上だったんです。
長に味方になってくれと頼むのですが、すでに景虎がお金を持って頼みに来ていました。
兼続は手ぶらです。
お金も持ってこないで~と、全く相手にされない兼続。
「お前たち、それでも上杉の侍か~!!!」
と一喝。
「上杉の侍の誇りは金でははかれまい。
何のために命をかけるか!ではないのか!」
上杉の侍の誇りを刺激します。
「わが殿は、だれよりも越後を愛しんでいる。
わしも同じじゃ越後を守りたいのじゃ。
殿のためなら命もいらぬ。」
がっくと失神。
でも、すみずみまで、謙信の「義」の心は浸透していました。
ただ、この長は忘れていたんです。
兼続の言葉に、そのことをを思い出した長は、景勝の味方につくことにしたのでした。
メロス兼続は、戻ってきました。
長は、景勝に遅参をわび、兼続が誇りを思い出させてくれたと言います。
景虎は金のみ。
景勝は越後のために命を捧げる兼続をよこした。
この違いが、仙桃院の言ってたこと。
才覚では、景虎のほうが上かもしれない。
でも一国を統べるうつわはそれとは別。
それを悟らない限り、景勝には勝てないって。
リーダーの条件って、それなんですよね。
この人の為なら!!
って、部下に思わせるものを持ってないとだめなんですよね。
今日は、お船ダーリンが嫉妬するシーンもありました。
いくさ中でも、ちゃんと家に帰って寝るですね。
ずっと城につめているのかと思ったけど、よく考えると、お城って会議をするところなんですね。
おにぎり配っていた時、兼続とお船さんが二人、話をしているのには、
「あ~また、見られたらどうするのよ~」
ってハラハラしました。
さあ、来週は、またまた大変なことになりそうです。
景虎がだんだん壊れて行ってますよ~。
今日の私の小さな幸せ
もう数時間で、準決勝始まります。
韓国が圧倒的な強さで勝ち上がってきていますね~。
そして、今日のオープン戦で、市民球場での試合は最後でした。
本当にお疲れ様でした。