ストロベリートーチ
ストロベリーキャンドル
とも呼ばれています
昨日の花は
「都忘れ」
でしたが、阿久悠さんがエッセイの中にこんなことを書かれています
都忘るるほどに
ミヤコワスレは、おそらく都から遠い地に流された人が、
華やぎの地を恋うて悲しい日々をおくっていたが、
ふと庭に咲く濃紫の可憐な花に慰められたということであろう
そして、都を忘れることが出来たということであろう
花の名前には実に見事なものが多いが、
これも人の心を花にしたようなせつせつたる名で、感動する
さて、今のぼくたちは、都を恋しがって泣くことはないが
華やぎや活力に満ちた、
自らの良き時代を思いながら泣くことはあるかもしれない
ああ、あの時代は良かったと
なら、トキワスレの花が必要になる
先日、会社の懇親会がありました
たまたま帰り道、年配の上司とご一緒しました
都町(大分一番の歓楽街)を歩きながら
「昔、週に何回もここに来たもんだよ
ここに足を踏み入れると、胸がわくわくしてね~
本当にあのころは楽しかったな~
もててもいたしね~」
と、笑いながら思い出話をされました
人に語れる思い出話が多い人は、幸せな人生を歩いてこられた人なんですね
自慢話にならない程度の思い出話や、悲壮感を感じさせない苦労話は、聞く方も興味深く聞くことができます
でも、人の話は、その人が好きじゃないと、何を話されても素直に耳を傾ける気になりません
人の話を上手に聞くコツって、まずはその人を好きになることかな
今日の私の小さな幸せ
今は書けないけれど、後にブログネタになりそうなことがありました