小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

アパートの鍵貸します

2010-07-14 20:44:10 | 映画

 

この蝶も今日はどこかで雨宿りをしたかしら?

 

今日は、洋画のレビューを書きますので、こんな曲でも聴きながらおつきあいくださいませ

 

Heart Of Mine - Bobby Caldwell

今日、BSで

「アパートの鍵貸します」

をやっていました

 

ジャック・レモンとシャーリー・マクレーン

 

シャーリー・マクレーンがとてもチャーミングです

美人の女優さんなら他にも沢山いますが、チャーミングさなら彼女がピカ一です

 

あらすじ

 

バクスター(ジャック・レモン)は大手保険会社のタイピスト

出世するために自分のアパートの鍵を上司数人に貸しています

上司は、その部屋を不倫に使います

その間、バクスターは残業!

 

そんなバクスターも、会社のエレベーターガールのフラン(シャーリー・マクレーン)のことが気になっています

しかし、その彼女が、あろうことか彼のアパートの鍵を貸している上司のひとりの不倫相手でした

 

ショックを受けるバクスター

 

フランの方も、不倫相手のシェルドレイクの秘書から

「あなたは、何番目よ・・・」

みたいなことを言われ、バクスターの家で睡眠薬を飲んで自殺をはかります

(この時点では、まだこの部屋がいつも優しい言葉をかけてくれるバクスターの部屋だということは知りません)

 

バクスターは、もう上司は帰っただろうとアパートに帰ると、薬を飲んだフランを見つけ助けます

そして、懸命に介抱します

 

バクスターは彼女の事を愛していると確信してプロポーズすることに・・・

 

でも、シェルドレイクは妻に浮気がばれたので、家を出てフランと結婚するとバクスターに言います

「彼女とやり直すから、また君のアパートの鍵を貸してくれ!」

と頼まれます

でもバクスターはその申し出を断り、出世していた会社も辞めアパートも引っ越すことにします

 

一方フランのほうは、シェルドレイクとよりが戻り、仲睦まじく新年を迎えようとしています

話の中で、バクスターが出世も棒に振り、会社を辞めたことを知ります

 

そこで、はじめてバクスターの愛に気付き、彼のアパートに駆けつけます

そして見事なまでのハッピーエンド

 

最後のふたりの笑顔の素敵なこと

 

この映画、しゃれた台詞が沢山ありました

 

気持ちを変えようと髪を短く切ったフランにバクスターが

「髪、切ったの?」

とエレベーターの中で言います

すると、シャーリー・マクレーンがあの上目づかいの表情で

「失敗?」

あんな目でそんな事を聞かれたら

「ううん、とっても似合ってる」

って言いますよね、誰だって

 

 

不倫相手の男性も彼女が髪を切ったことに気付きます

「僕は長いほうが好きだったな~」

と言います

するとフランは

「切った髪欲しい?」

と皮肉で切り返します

 

 

またこういうセリフも

 

風邪をひいたバクスター

フランに

「20代から50代のニューヨーカーが風邪をひく確立は、一年間に2回半だそうだ」

とウンチクを聞かせます

するとフランは

「気の毒なことをしたわ~

私のかわりに誰かが5回ひいているわ

私、風邪をひかないの」

 

↓このセリフも女性ならでは

 

自分が彼のオンリーワンではなくて浮気相手のひとりだった

傷ついたフランは泣きながらシェルドレイクをなじります

ハンカチで涙をふくのですが、涙は止まりません

メイクはめちゃめちゃ

そこで泣きながら一言

「妻子ある人との恋にマスカラは禁物なのに・・・」

そうそうこの映画1960年制作

その頃は、ウオータープルーフなかったでしょうからね~

 

まだまだ素敵なセリフが沢山あります

もしよかったら、この映画ビデオを借りてみてください

3Dもいいですけど、モノクロも味があっていいですよ~

今日の私の小さな幸せ

 

花火が最後にまとめて打ち上げられるように、今日の雨が今年の梅雨、最後の雨だったらいいのですが・・・

 

コメント (12)
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