瀬尾 まいこ著
「そして、バトンは渡された」
2019年の本屋大賞 大賞作品です
時代小説にどっぷりはまっている私なので
この本、最後まで読めるかなと思いました
しかし、途中からどんどん引き込まれ
一日で読み終えました
主人公の優子
物心ついた時に母親を事故でなくします
父親は優子が小学校に上がるときに再婚
再婚相手の名前は梨花さん
新しいお母さんともうまくやっていくのですが
父親が海外に転勤
優子は梨花と日本に残り二人で暮らし始めます
梨花は優子の実父と離婚
そして再婚
そして又離婚して
再婚
と、このように優子はバトンのように次々に新しい親にわたっていくのです
しかし、どの親も優子の親になることに一生懸命努力します
だから、ぐれもせずにいい子に成長していきます
最後のバトンは、最愛の男性に渡されます
結婚式のバージンロードはどの父親と歩くのか?
これは読んでのお楽しみ!
と、まあ、ざっくり言ってこんなお話です
こんな人たちばかりだったら、どんなにいいだろうと思うのですが
まさにメルヘンのようなお話です
コロナもまた広がり始め、不安な気持ちになる今日この頃
こんな時に読むには一番の本かもしれません