内野 聖陽さんで検索されてきてくださった方が沢山いたようです。
いつになくアクセス数が上がっているのにびっくり。
昨日は更新もしていないのに・・・。
で、今日もそういうネタかな?ってお立ち寄りくださったかた、ごめんなさいね。
今日は、全く別ネタです。
松本清張著 「西海道談綺」とういう本、読まれたことがありますか?
私もずいぶん前に読んだので、うろ覚えなのですが。
時代は江戸。
妻の密通を知り、その相手の上司を斬り、妻も廃坑に突き落とし逐電。
以後、九州の経済、政治の中心となっていた西国、日田の郡代の手附としてこの地へ。
廃坑に突き落とされた妻は、一晩で髪が真っ白になり、執拗に復讐の鬼となる。
先のW杯のとき、夜中になってやっと来た、カメルーンをあたたかく迎えた、中津江村。
そこにある鯛生金山が事件にからんでくる・・・・・
というようなあらすじ。
ははは・・・これじゃあ、わかりませんね。でも7巻までありますから。
今日は、その天領の地、日田に行ってきました。
鮎漁解禁にあわせて、日田川開き観光祭。
その歴史的町並みは、国の重要伝統的建造郡保存地区に選定されています。
掛屋(幕府の直轄地からあがってくる税金を取り扱い、諸藩に貸付けもしていたので、全国的でも屈指の経済的繁栄をしていた)
この商家の一軒の草野本家では、ひな祭りの時は、商いで京や大阪に行ったさいに買い求めたひな人形が178体も飾られます。
今日は、おひな様の変わりに端午の節句の飾りが展示されていました。
この商家の一つ広瀬家に儒学者 広瀬淡窓が生まれたんですね。
お昼は「日田まぶし」をいただきました。
「ひつまぶし」と同じなのですが、ここ日田の千屋さんは「日田まぶし」。
これは、柳川のせいろ蒸しと違い、家でも作って楽しめます。
まず、薬味を用意。
小ネギ、わさび、柚子胡椒、大根おろし。
ウナギは、1センチ弱に切る。
炊き立てのご飯をお櫃はないから、大き目の丼に盛る。
ウナギをのせ、たれをかける。
最初は、たれのかかったウナギとご飯をお茶碗にとり、それだけをシンプルに食べる。
次は、小ねぎとわさびを混ぜ、食べる。
次は、柚子胡椒と大根おろしを混ぜ、食べる。
最後に、お茶をかけ、お茶漬けで食べる。
ここのお店の割り箸の紙にこう書かれていました。
日田に生まれし千屋のまぶし、
縁あり、故あり、三河の地にて、
旅の疲れをいやしたる、
旅篭の夕げに食せしまぶし、
これはうまし、と感嘆するも、
天領日田の米、水、薬味を用ふれば、
さらなる美味ならんと膝を打ち、
豆田のまぢにて、工夫をめぐらせ
人を得、風を得て、思ひとほりのまぶしの御馳走、
遠き三河と日田の地を結びしこの味、
縁の不思議、
千客の夢、
千代に八千代に
店主敬白
又、一週間はじまります。
頑張りましょうね。
今日の私の小さな幸せ
道に面して咲いているわが家の黒種草を、シャッター音が「ガシャ」っとするような重そうなカメラを持った女性が撮影していました。
あの子達が、エビちゃん気取って、ポーズとってるような気がして可笑しくなってしまいました。
「日田まぶし」ですか。以前、日田の近くで天然うなぎを食べた事があります。あれは美味しかったですね。養殖と違ってしっかりとした歯ごたえと味が忘れられません。うなぎにお茶をかけると美味しいですよね。
三河でもうなぎを食べた事があります。あちらも美味しいですよ。
推理小説家として知られていますが、彼の小説は水上勉と同じように推理小説の形式は借りていますが、内容は社会派の話しなんですね。
日田の近くで天然うなぎを召し上がったんですか?
私、はじめてだったんですよ。
日田の街をゆっくり歩いてのも。
高速から見た山々がいく通りもの緑であふれててとっても綺麗でした。
桜の花も藤の花も終り、どこであの花たちは咲いていたのかしら?って思いました。
秋の紅葉もいいですけど、今この若葉の季節も元気をもらえていいですね。
マーブルちゃんとのお散歩もマイナスイオン感じながらされているのではないでしょうか?
松本清張をほとんど読まれているとはすごいですね。
わが家の本棚にも松本清張と横溝正史と渡辺淳一と司馬遼の本が多く並んでいます。
時々思い出したように引っ張り出して読んだりしています。
謎解きだけの推理小説じゃない清張の本。
確かにそうですね。
近頃では横山秀夫さんの作品が近いような気がしますが、どうでしょう?
こんばんは。
テレビで紹介されてから、話題になりましたね~。
品切れ状態が続いたのを思い出します。
信じて疑わなければ効果もでるのでしょうね。(笑)