越後に咲いた、雪割草
と、いいたいところですが、これは「一輪草」。
4月19日の誕生花。
じゃあ、今夜もいきま~す。
「信玄の娘」
御舘の乱は、みんなの心に大きな傷跡を残しました。
しかし、一番傷ついていたのは、景勝。
自分に、謙信公の後を継ぐのにふさわしい力があったなら
誰が見ても、謙信公の後継者にふさわしいと思ってもらえていたら
あの戦はなかった
と、自分のふがいなさを兼続に吐露します。
こういう弱いところを素直に、部下にみせることができるから、部下は何がなんでもこの人を守らなければと思うんですね。
「この人には俺がついてなければ!」
三国志の中でも、劉備玄徳は、スペシャルな人ではなかったといいます。
だからこそと、関羽、張飛、孔明達は、彼の為に命を捧げます。
あ、話が横道にそれましたね~。
さて、いよいよ、武田の姫が嫁いできました。
その名は「菊姫」
婚礼の宴の席、苦虫をかみつぶしたような顔をして酒を飲む殿。
その横顔を盗み見る姫。
険悪です。
そして、二人きりの夜が・・・。
さっさとお床入りする積極的な姫。
姫にリードされ、あれれととまどいながらもその気になる殿。
が、殿、あま~い。
菊姫ちゃんの手が、隠しておいた脇差に伸びます。
おおいかぶさる殿の背中にその脇差がにつきたてられました。
殿は、姫に男の度量をためされたのでした。
第一テスト、合格。
菊姫、実家のことを殿にその潤んだ目で頼みます。
しか~し、わたしの殿は、嘘がつけない性格です。
座りなおして、
「約束はできぬ!」
(安請け合いしない殿は立派です)
「許せ!」
チッ、使えない男!
と、とっとと寝所を後にする菊姫。
さあ、今回から初登場の、狸、家康(松方弘樹)。
頭にシリコン入れた?
大相撲ではみかけたことがあるんですけどね~。
阿部ちゃん謙信がいなくなったから、アクの強い人が欲しな~って思ってたんですよ。
いいですね、松方さん。
さてさて、姫と殿の間がしっくりきてないことが気になる兼続君。
二人の仲をとりもとうとします。
これもお仕事、お仕事。
でも、相手にされません。
そんな菊姫を訪ねてきたお姑さんの、仙桃院様。
(先週、いずこへ?と、心配していましたが、ちゃんと帰ってきていました)
このふたり、女ごころを語り合います。
「あなたの実家はまかせなさい」
と上手いことをいう姑。
「でも、あなたの息子は知らん!と言った」
と言い返す嫁。
「あの子は、私と違って嘘がつけないから!」
と何食わぬ顔で答える姑。
しかし、仙桃院様も、ご自分のご主人を、謙信の家来に水に沈められたんでしたね。
そして、愛する娘も自分の息子によって死なせてしまっています。
この時代の女性は、本当に生きていくのが辛いですね。
そこをまたするどく突く嫁。
「夫も娘も死なせ、それでも幸せだったのですか?
おなごの一生とは何なのでしょうか?」
と、問い詰めます。
仙桃院様は何て答えるのだろうと、わたしも菊姫同様、身を乗りだして聞こうとしていたら
「樋口兼続でございます」
だから~、大事な話をしてるときなんですよ~兼続く~ん!!
山口果林さんじゃなくても怒るよ!!
まあ、仕方がない主人公ですから、つきあいましょうかね。
主人公、兼続君は雪割草を見せたかったのです。
その花をみて華姫を思いだして泣く仙桃院様。
その姿にこの時代を生き抜く女の辛さを感じ取った菊姫。
春の日差しを浴びて開いた雪割草のように、心を開いていった菊姫だったのでございます。(宮本信子風にね)
菊姫様、いいですね~。
聡明で、強さと優しさも併せ持っていて、素敵な女性です。
この役、どんどばれの比嘉愛未さん上手く演じていましたね。
兼続関係の本を読んでも、この後、景勝はずっと菊姫ただひとりを愛し続けると書いています。
素敵なカップル誕生です。
そして、兼続君、今まで自分を毛嫌いしていた上司達にも認められ大出世。
22歳で家老。
チーム兼続の面々も一緒に出世。
(あ、パパイヤさんは?パパイヤさんは偉くなれんかったの?
石ちゃんとの仕事が入っていて忙しかった?)
お船さんダーとも、すっかり気持ちが通じました。
やっぱりな~、上手くいきすぎだと思ったわ。
お船さんダー、刺されました。
「上杉をたのむ~!!!」
で、今夜はここで終わり。
次週に続く!!
です。
今夜は、殿がたくさん出たので、大満足。
来週は、いよいよ、樋口から直江になるんですね。
乞うご期待!!
今日の私の小さな幸せ
今日、買い物をしていると、小さな女の子とママの会話が耳に入ってきました。
何か、お誕生日に買って~とおねだりしていました。
「お誕生日は、まだ先でしょ?今何月かわかる?
「う~んとねえ~、じゅうさんがちゅう~」
横にいたこの子のパパは噴き出していました。
「13月ってないのよ。今はね4月!!」
とママ。
「ふ~ん」
かわいいったりゃありゃしない。