久し振りの釣行です。
その間、法要、新年会、親睦会ほか諸々ありの超多忙で、せっかく余呉湖のワカサギ釣りのお誘いも行けずの一月後半でした。
前回と同じく、前回と同じ仲間と、前回と同じ行程で夕方に串本大島の須江に到着し、前回と同じく渡船屋の宿で素泊まり。
前日(2月2日)は、大時化で南紀の渡船屋さんの磯渡しはすべて休業でした。
「大荒れの後のチャンス」と思ったのか?港には約15名の釣り人が居られます。
少しはウネリも収まるのを期待していましたが、外海に出るとウネリが残っています。
超ベテラン組と常連組は外海の高い磯に渡礁されます。
しかし超下手ッピー組は安心、安全な湾内磯(磯名ナギ崎)に渡礁(苦笑)
それでも時々ウネリが岩場に当たり、その飛沫が足元まで被ってきます。
(大きなウネリに伴うサラシと遠方に釣り人さん)
満潮と重なった時間帯(午前8時30分頃)は、高場に上がらなくては危険一杯です。
餌取りの魚は見えませんが、付け餌はかじられます。
(仲間の釣り座)
天気は曇りで濃霧のため遠くは霞んでいます。
風も無く、生暖かくて冬装束の服装では汗が噴き出て来ます。
(遠くに霞むループの串本大橋)
ウネリに伴う大きなサラシで付け餌が落ち着かず、釣るのに苦労します。
(当日の釣り座)
その頃、外海に渡礁されていた2組は、満潮の時間帯と重なって大きなウネリで全身被って釣りにならずギブアップし、急きょ湾内の磯に避難されました。
そんななか付け餌が残るも、狙うグレは釣れません。
やっと釣れたと思ったら・・・大きなフグです(涙)
(餌取り名人のフグ)
ウネリが少し収まる時があり、ウキも安定します。
やっとウキが海中に・・・待望のグレです。
根に入られないよう慎重にやり取りします。
しかし敵もさる魚、ひっかく魚です(爆)
足元の根に深く潜り込んで出て来ません。
無理に引き上げると、道糸やハリスが根に擦れてブッツンです。
あまり大きくは無いですが待望のグレをゲット。
(釣れたてピチピチのグレと仲間)
(岩場に横たわる綺麗なグレ)
昼前にも同じく勢いよくウキが入ります。
これも釣り上げるのに少し時間を要しましたが、35cm前後の尾長グレです。
なんせウネリがあるので、取り込みが慎重になり苦労します。
昼からは付け餌が残ります。
何処に投げても、棚を変えても、全く釣れる気配がありません。
磯際に投げれば地球の底掛かりです(汗)
そして海藻?、雑巾?タオル?みたいな重みのあるのが上がってきました。
見ると約60cm前後のウツボです。
(ヘビみたいに掴みハサミに巻きつくウツボ)
(岩場の溜りで泳ぐウツボ)
それ以降、迎えの船が来る午後4時前まで、諦めと沈黙のながーい退屈な時間ばかり・・・(苦笑)
(様子を見に度々訪れる渡船)
帰港して皆さんの釣果を見るも大半がボーでした。
こんな日に渡礁したのが悪かったのか、こんな日を選んで来たのが悪かったのか?
自然相手の釣りは難しいです。
遠路遥々出かけて良い日に当たればウハウハですが、そうでない日は涙です(爆)
グレは気まグレ・・・ボーを免れたので良しとしょう(汗)
撒き餌に群がる海鳥と遊べたし、そして飛沫で一度全身ずぶ濡れになりましたが、怪我なく無事一日楽しめたので感謝しょう。
(オキアミ目当てに集まる海鳥)
釣果
グレ2匹(29cm・35cm)
サラシの大きさから想像するに、タフ・コンディションですね。
フグが釣れるということは、おそらく潮がそれほど速く流れてなかったんですかね?
そんな中で35cmのオナガ、いいですね~。価値ある一匹だと思いますよ。しかし、冬の釣りはよくわかりませんね・・・(苦笑)。今日は釣れるだろうと思って釣行しても、全くダメな時がありますし、冬の海はホントに難しいです。
なかなか良い日に恵まれませんね~(苦笑)
仲間との調整、渡船屋さんの予約、当日の天気、潮の流れ等難しいです。
現地に行かなきゃ分かりません。
そのうち大漁の日に当たると思いますが・・・(汗)