硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

優しさと思いやり。

2014-09-13 21:01:08 | 日記
白杖の女子高生が足を蹴られた事件に進展が見られた。容疑者は知的障害を持つ人で受け答えもままならないと記してあった。

とても動揺し、悲しい気持ちになりました。

でも、少しだけ思ったのです。知的障害の彼が暴力に訴え出たのは白杖の彼女が目が見えないと認識したからではと。

彼も同じ人間ですから、意思疎通はとれなくても自身の生命の危機は感覚で理解できると思うのです。そこで、逆にこの人にならば勝てるという潜在意識が働いたならば、私達が知るよしもないどこかで彼が過去に受けた行為が彼の感情の選択として残っていて、動作となって表れたのではと思ったのです。

それでも白杖の彼女が外出する度に恐怖を感じる世の中になってしまった事実は消えません。

世の中には優しさや思いやりが足りなくなってきているのかもしれませんね。