昨年末、アン・サリーさんのライヴの後、名古屋周辺のジャズライヴハウスを検索していたら思わぬ人のライヴが開かれる事を知った。
それは、ジャズピアニストの山中千尋さんである。
澤野工房時代からファンで、僕の部屋には最近まで彼女のポスターが(コルトレーンもね。)貼ってあったほどのファンある。女性ジャズピアニストと言えば、グラミー賞を受賞した上原ひろみさんの方がメディア露出も多いのでメジャーであるかもしれないが、彼女もまたすごい人なのである。
このチャンスを逃したらもう二度と会えないだろうなと(笑)思い、少ないこずかいをつぎ込みチケットを取った。
当日、田舎から2時間かけてライヴハウスに赴き、満員の客席の隅の方に座り、ロックを片手にCDで何度も聞いた彼女のピアノがライヴで聞ける嬉しさを噛みしめた。
ライヴが始まる。千尋さんが登場すると拍手が起こった。想像していたより小柄な女性であった。アン・サリーさんと同様のふんわりしたトークがとても印象的であった。しかし、ピアノの鍵盤に指が触れると、それまでの雰囲気を打ち破るドライブのきいたピアノの音に会場の人々が引きこんでゆく。 そしてベーシストとドラマーがそれにひっぱられ次第に音に熱が帯びてくる。
緩急のきいた演奏と、技巧的なソロ。これがプロなんだなと改めて思った。
そして、今回はブルーノートからCDをリリースすると聞いて驚く。ユニバーサルに移籍した時はすごく嬉しかったけれど、あの時と同じところに留まっている自分を帰り見て少し複雑な気持ちになった。
チケットはオール料金であったけれど、また2時間かけて帰らなくてはならない為、1ステージで早々に退席。それで十分満足だったけれど、帰りの電車の中で「あんなに素敵なジャズピアノを聴ける機会ってもうないんだろうなぁ」と、思い少し淋しくなった。
それは、ジャズピアニストの山中千尋さんである。
澤野工房時代からファンで、僕の部屋には最近まで彼女のポスターが(コルトレーンもね。)貼ってあったほどのファンある。女性ジャズピアニストと言えば、グラミー賞を受賞した上原ひろみさんの方がメディア露出も多いのでメジャーであるかもしれないが、彼女もまたすごい人なのである。
このチャンスを逃したらもう二度と会えないだろうなと(笑)思い、少ないこずかいをつぎ込みチケットを取った。
当日、田舎から2時間かけてライヴハウスに赴き、満員の客席の隅の方に座り、ロックを片手にCDで何度も聞いた彼女のピアノがライヴで聞ける嬉しさを噛みしめた。
ライヴが始まる。千尋さんが登場すると拍手が起こった。想像していたより小柄な女性であった。アン・サリーさんと同様のふんわりしたトークがとても印象的であった。しかし、ピアノの鍵盤に指が触れると、それまでの雰囲気を打ち破るドライブのきいたピアノの音に会場の人々が引きこんでゆく。 そしてベーシストとドラマーがそれにひっぱられ次第に音に熱が帯びてくる。
緩急のきいた演奏と、技巧的なソロ。これがプロなんだなと改めて思った。
そして、今回はブルーノートからCDをリリースすると聞いて驚く。ユニバーサルに移籍した時はすごく嬉しかったけれど、あの時と同じところに留まっている自分を帰り見て少し複雑な気持ちになった。
チケットはオール料金であったけれど、また2時間かけて帰らなくてはならない為、1ステージで早々に退席。それで十分満足だったけれど、帰りの電車の中で「あんなに素敵なジャズピアノを聴ける機会ってもうないんだろうなぁ」と、思い少し淋しくなった。