硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

コロナウィルスの足音。

2021-06-05 21:15:03 | 日記
山と田畑にかこまれた、人口減少に歯止めのかからないサイドコーナ―の小さな町に住む僕の半径一キロメートル内で複数人のコロナウィルス感染者が出てしまった。
そこで、どうしてこんな田舎にまで感染者が出てしまったのかを妄想してみる事にしました。

三重県は愛知県が北にあり、西に滋賀県、奈良県、その先に大阪府があります。そして、大阪府と愛知県とは東名阪自動車道と名阪国道、そして近畿日本鉄道でつながっています。
このように、名古屋、大阪間は、たいへんアクセスが良いため、三重から大阪や名古屋に移住し、新しい家庭を持った人もたくさんいます。
そして、関西空港と、中部国際空港、どちらも利用可能な土地でもあるので、人と物流は盛んといえるでしょう。

コロナウィルスが発生した頃は感染者が三重北部の方から出ていたので、関東から愛知へ愛知から三重へというルートが濃厚でした。今年に入ってからは、大阪府での感染者が爆発的に増え、その影響もあってか西側からの感染者も増加してきました。
大阪府での感染者が増えた事に対して、余り言及されていませんでしたが、おそらく、関空から入国してきた人が多かったことと、検査が甘かったことが起因しているように思います。でなければ、大阪府の感染者数はあの数字にはならないと思います。大阪府で増えれば、必然的に、大阪、愛知間のインフラが整備されている三重県に保菌者が往来する可能性は高まります。

また、工場が多い北中部には、外国人労働者の人達も多く暮らしていて、コミニュケーション言語が日本語ではなく母国語を使う人も多いようですので、テレビやラジオ、新聞などで注意喚起を図っていても使用言語が日本語ではないので、人によっては危機感が伝わりにくいという環境でもありました。

独裁国家ではないので、個人の欲望を抑制する事は個人の思考に委ねられています。
国民の倫理や道徳観に委ねられれていたとしても、育った国が違えば価値感も違います。

そういった、様々な要因が重なり合い、遂にはこの田舎町まで運ばれてきたのではないかと考えるのです。