かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

毛染め。

2016-10-04 | 気ままなる日々の記録

   近頃主人が「僕のせいで、お前の髪に白髪が増えたなあ」としみじみ云う。

   私の髪は黒くて硬い。母が私が生まれる時昆布を沢山食べたと云っていた。

   母の髪は赤茶色で柔らかい。日本髪を結うのには、最も適していない髪質だったと思われる。そこで子供には黒くてふさふさとした髪をと思ったのだろう。ところが時代が変わりそのような髪は好まれなくなった。

   だから私は40歳ごろからオシャレ染めとして、少し栗毛色にそめることにしていた。そして、2~3ヶ月毎に美容院に通っていた。

   主人の上司が我が家を訪れたとき注意を受けた。「奥さん、髪染めているでしょう。いけませんよ。」と。この人は主人より10歳も年上で、しかも陸軍士官学校出身だった。だから、カラスの濡れ羽色を好む時代のひとだったのだろう。

   でも私はそれを無視して60歳まで続けた。それからオシャレ染めから白髪染めに変えた。白髪が多くなると根元が目立つので1か月に1回通うようになり、若毛を保つよう心掛けた。だが時間が掛かりそれだけの体力と忍耐力が維持できなくなった。

  そして、一大決心をして6カ月前70代半ばで毛染めをやめることにした。そのあたりのいきさつを主人はあまりよく理解していないらしい。そして、自分のせいだと勘違いしているのだ。(E)

            もんきちょう   前庭にて


言葉遊び、読売新聞より。

2016-10-04 | 気ままなる日々の記録

  パソコンで『うまくいかない画像サイズになったと書いたつもりが、

       『馬喰い家内が像サイズになった』となっていた。

ここまでくると、誤変換なんかではなく、一級品のユーモアということになる。こういう文例を作って楽しんでいる人は、僕が最も憧れるインテリであり、オシャレな老人だと思う人たちである。今日は久しぶりに太陽が顔を出してくれて、オソマツ君の心まで、晴れ晴れしている。

 午前中にはお見舞客もお越しいただき、お風呂ではベテラン看護師さんに、左足の裏について順調に良くなっていると思うと云って戴き天にも昇る心境です。