かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

地震に寄せて。

2016-10-24 | 気ままなる日々の記録

   先週中国地方でかなり強い地震がありました。私には不思議な感覚があり、かなり弱い振動でも、感じることができます。気配を感じると必ず数秒後に本当の揺れがやってきます。今回も気配がありその後かなり揺れたなと思ってテレビをつけたら震度3でした。

 地震に対して少し神経質になっているせいかも知れません。実は20年前の阪神・淡路の震災のとき、娘が震源地の近くに住んでいて、新築間もない鉄筋アパートにも被害が出たのです。其れよりも何よりも数時間安否が分からないままと云う状況でした。電話を掛けるといつも「ただ今大変込み合っています。再度おかけ下さい。」と云う返答ばかり。不安な気持ちを抑えながら4時間も5時間も電話機のそばに座っていたのを思い出します。

 最近では東日本の地震のときです。用事で名古屋へ出かけそのあと疲れたので地下街でお茶を飲んでいると店に掛けられていた簾が少し揺れました。

 私は、すかさず「地震ですね」と云っても店の人はまだ気づいていない様子でした。しばらくたってから、ゆったりした揺れがやってきて、船酔いに似た気分の悪さを覚えました。店員さんが「このビルは千人ぐらいは避難できますから、」とのんきなことを言っているのがわたしの不安を余計に掻き立て、慌てて地上に出ました。

 どこで、どのくらいの地震があったのか、分からないということは、私にとってとても不安なことなのです。その上外出先で地震にあうと不安が倍増してしまいます。

 やっと、駅のニュース案内で東北地方に大きな地震があったことを知りました。(E)

    ローズマリー