鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【1963回】 「プロフェッショナル」に今更ながら、はまっています

2016年05月15日 | 住宅コンサルタントとして
日頃、テレビをほとんど見ることがありません。
というか、テレビを見る時間が無いのです。

自宅に帰る日は、行けるときはジムに行きますし、
ジムに行けないくらい遅い時間に帰ると、食事後は事務所で仕事しています。

出張中の場合、夜に移動することも多いのですが、
ちょっと早くホテルにチェックインできた時がチャンス。

こういう日にひたすらYou Tubeを見ています。

そして今更ながら、NHKのプロフェッショナルにはまっています。

ここ最近見たのが、スラムダンクの著者、井上雄彦さんの回と
羽田空港の清掃を担当されている

今回のプロフェッショナルでは、
バカボンドという宮本武蔵を主人公にした漫画を描き上げる中で
井上さんの生みの苦しみと直面するシーンが多々取り上げられていました。

自分が作り上げたキャラクター。
そのキャラクターにとって重大な場面で、
納得するセリフが出てこないなんてことは頻繁にあるのだそうです。

自分がつくりあげたキャラクターに最高の舞台を用意し、
最高の表情、最高のセリフをつくりあげ、表現する。

それは命を吹き込む行為に他なりません。

この生みの苦しみ、自身の中での葛藤などを拝見すると、
また漫画を読む時の感じ方も変わってきますよね。

また清掃に関しても、どれだけ技術があったとしても
そこに気持ちがこもらなければ、本当に綺麗にはならないそうです。

結局、見えるところだけ掃除をするか、見えない部分にまで

「ここが汚れているのではないか?」
「ここが汚れていると、お子さんにとって危険なのではないか?」

と気づけるかで、清掃の徹底度合は変わりますよね?

その気づく力というのは、結局のところ、他の方への思いやりだと思うのです。

だから、技術だけでは不十分。
心も伴っていなければならない。


ジャンルは違えど、全ての仕事の本質は同じで、
スキル、経験だけではダメだということです。

本人の技術、経験に加え、本人の人間力が結局のところ人の心を打つのですね。
コメント
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