鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【1976回】 前のめりで話を聴くスタンス

2016年05月28日 | 住宅コンサルタントとして
このお仕事をさせていただく中で、やっぱり最高に嬉しいのは、
クライアント様にお伝えした提案を実践していただき、
それが成果となってあらわれることです。

相手に何かを伝える際、
こちらの話を前のめりで聴いて下さって、感想が表情に出る方もおられれば、
顔の表情もほぼ変わらず、聴いて下さっているのかどうか分からない方もおられます。

前者の場合、こちらもノリノリで、絞り出すようにいろんなアイデアをお伝えしてしまいます。
更にはアイデアがアイデアを呼び、ドンドン話が発展したり、化学変化を起こしたりします。

後者の場合、「あまりこの話、刺さってないのかなぁ・・・」とこちら側も感じてしまい、
事前に用意してきたこと以上の話に発展しなかったりします。

どちらが得が、言うまでもありませんよね・・・。

できるビジネスパーソンの基本は、目の前の人に気持ち良くなっていただくことです。

自分が面白いと思うかどうかなんて、関係ないです。

自分のことよりも相手のことを考え、
気持ちよく話してもらえるような空気をつくれる人が仕事ができる人です。

それを「自分はあまり面白いとは思わない」とか
「イマイチ、言ってることが分からない」というような感じで、
自分の感情を最優先する人、相手の気持ちを考えられない人が、仕事ができる訳ないのです。

自分のことしか考えられない奴を誰が応援してくれるというのでしょう???

商売の基本中の基本。
それは応援してくれる人をどれだけたくさんつくることができるのか、ということ。

目の前の方に気持ち良くなっていただく、というのは、その基本中の基本のことなのです。

人の話を聴く姿勢。
皆さんは、目の前の方に気持ち良く話をしてもらえていますか?
コメント
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