鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2049回】 採用面接での基準

2016年08月09日 | 住宅コンサルタントとして
人の採用は本当に難しいです。

わずか短時間で、本人の人間性など分かる訳がありません。

面接では、自分を飾ろうと思えばできますし、いくらでも自分を盛ることも可能かもしれません。

ですから私自身は、自分自身がクライアント様の面接に同席させていただく際は、
こちらからの質問に対するご本人の回答よりも、違う部分に意識が行ってしまいます

それは

「どういう親に育てられたか?」
「どういう環境で幼少期を過ごされてきたのか?」

ということです。

親御さんに良識があって、真面目に働かれている。
そんな環境で育った方は、まず仕事に対してのスタンスも素晴らしいです。

また愛情がたっぷりある家庭で育たれた方は、
やはり周囲の方に対して愛情ある対応ができる割合が圧倒的に高いです。

もちろん、それが全て、という訳ではないのですが、
やはり幼少期の環境というのは、本人に与える影響が大きいのですね。

企業がある一定のレベルになると、
能力は高いけれど協調性が無かったり、周囲の人をフォローしなかったりというスタッフより、
能力はそれなりだけれど、しっかりと空気が読め、協調性が高い人の方が必要になります。

長年、住宅業界でやってきた、能力はあるけれど組織の中で協調性を持てない人は
正直、使い物にならなかったりするのです。

協調性が無い。
周囲の人へ愛情を持てない。
こういう人を見抜く方法を自分なりに持っておきたいですね。

と同時に、こういうことが分かってくると、
親としての責任はとても大きいと思うのです。

子どもの模範となれるような生き方をしていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする