鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2060回】 長年、商売がうまくいく企業の特徴

2016年08月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様の事務所を訪問した際、
外壁がとてもきれいになっていることに気づきました。

社長に質問すると、「外壁がけっこう汚れていたので、塗装したんです」とのこと。

「そもそも、住宅を建てようと相談に来られたお客様が
住宅会社の事務所や打合せコーナーがキレイでなければ、
この会社に頼もう、とは思っていただけないですよね?」

という考えで、新築してからまだ4年しか経過していない事務所の外壁を
塗装しなおされたのです。

また、モデルハウスもオープンしてから4年が経ちますが、
敷地内の植栽は完璧に手入れされ、本当に気持ちが良いんです。

このクライアント様以外でも、長年業績が好調だったり、
企業としてツキがあるよなぁ、と感じるクライアント様に共通しているのは、
とにかく事務所、倉庫、敷地内、ショールーム、社有車が何年経過してもキレイであるということ。

建物の外装も室内も、それから敷地内も、
とにかくしっかりと手入れされ、丁寧に使われているのが伝わってくるのです。

新しく新築した事務所やモデルハウスをキレイにお手入れするのは大抵の会社はできますが、
出来て何年も経過している事務所やモデルハウスであっても、
しっかりとお手入れができる体質なんですね。


一方、業績がふるわない会社の特徴は、建物や看板、会社の車、更には敷地内などが、
とにかく雑然としていて、キレイではないということ。

丁寧に使われていない感が出まくっているのです。

こういう体質の会社の場合、出来て2~3年経過した事務所やモデルハウスは
かなり悲惨な状態になっているのですが、
それらを仕事で使うスタッフさんたちは、その状況を何とも思っていないのです。

モノを丁寧に使わない会社をお客様がどう評価するのか、全く関心が無いのです。

こういう体質の会社には、お客様が寄ってこなくなるのです。

長年、商売がうまくいく会社は、とにかく整理整頓ができていますし、
建物や敷地内、看板、のぼりなどがいつもビシッときれいに保たれている。
そしてモノを大切に扱うというDNAが必ずあるのです。

皆さんの会社は、どうですか?
コメント
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