住宅業界、建設業界は、今、本当に人手不足です。
特に設計と現場監督は、全国的に不足していて、
弊社のクライアント様でも大半が困っておられ、
募集してもなかなか応募が無いのが現状です。
着工数は確実に減少しているのにも関わらず、
なぜ設計も現場監督も不足しているのか?
それは設計や現場監督で入社した新卒や未経験者を
業界全体で育成することができなかったからだと
個人的に思っています。
新卒で入社された社員さんを
それなりにできるレベルに育て上げられる住宅会社は、
業界の中で実はそんなにないのです。
特に深刻なのは、現場監督の育成であって、
現場監督は本当に数が不足しています。
営業や設計、コーディネーターがミスをしてしまうと、
最後、全て現場監督が対応して解決しなくてはなりません。
その責任の重さ、精神的なプレッシャーは相当なもので、
営業マンや設計さんが会社を辞める際、
同じ業界内で転職することが多いのですが、
現場監督の場合、業界ごと変わるケースがとても多いのです。
だから現場監督は、本当に経験者が少ない。
この問題に、私なりに結論が出ていて、
もう弊社のクライアント様は、設計も監督も
新卒を積極的に採用していただこうと・・・。
で、自社1社で育成するのではなく、
各クライアント様が協力して、
皆で貴重な新卒さんを育てていくしくみができないか、と
ちょっと真剣に考え、行動していきたいと思っています。
実際、クライアント様のご協力のおかげで、
現代版丁稚奉公制度が結構、機能してきていますし・・・。
新卒さんを積極的に採用し、
育つしくみを整えていきたいと
個人的に思っております。
そしてそういう会社が最終的に勝つのです。