人間の弱い部分の一つとして、
過去の成功体験が忘れられないということが挙げられます。
過去の成功体験は、その思い入れが強い人から言えば、
「我が社の伝統」
「我が社のやり方」
という類のものかもしれません。
個人的な考えですが、
基本的な商売哲学はコロコロ変えてはいけませんが
やり方・手法に関しては、柔軟に変えて行かなくては
市場の変化に適応することはできません。
総合展示場出店。
新聞折り込みチラシ。
完成現場見学会。
移動型モデルハウス。
リスティング広告。
フェイスブック。
キャンペーン。
過去、成功するために必要だった、これらの手法。
それらって、本当に今のお客様のニーズや行動パターンに合っているのでしょうか?
私、正直必要性をあまり感じません。
(もちろん、エリアにより多少、異なりますが・・・)
過去、うまくいっていたやり方が、ずっとお客様に支持される訳ではありません。
大切なのは、エンドユーザーの価値観や行動パターンに合わせ、
自社のやり方を変えて行くことです。
マーケティング手法。
セールス手法。
ビジネスモデル。
商品。
価格。
これらを柔軟に変えることができているか?
そこが商売のポイントです。
皆さんの会社は、過去の成功体験にしがみついてはいませんか?