住宅会社を経営していく上で、
カバーしなくてはならない領域は本当に広いです。
よって、スタッフさんや経営者自身が
複数の業務を兼務せざるを得ないケースがほとんどです。
総務、経理はもちろん、
営業、設計、積算、工事、コーディネーター、アフター。
広報、企画。
これから労働者人口が減少していく中、
全ての住宅会社がこれらの組織を維持するためには、
採用に非常に力を入れなくてはならないですし、
会社の魅力を高め続けなくてはなりません。
ただ、別の考え方もあると思います。
全て自社でやらなくても良いのでは?
自社が得意なことは自社がやり、
苦手な部分、人手が不足している部分は外部にやっていただく。
外部の業者さんに外注するというレベルではなく、
実務面をシェアするということもあって良いのではと思うのです。
オフィスや住宅、車などシェアする時代ですが、
実務面のシェアがはじまる。
そんな時代がすぐそこまで来ているような気がします。
何でも全て自社でやろうとしていませんか?
組織をスリムにしつつ、業務の効率化、生産性のアップはできないか、
真剣に検討していくと、新しい道が見えてくるかもしれません。
外部環境の変化に適応するために、
発想を柔軟にし、決断していかなくてはなりませんね。