俗に言う御用聞き営業では、なかなか営業マンは成長しません。
お客様が言う通りのモノを手配し、
お客様が言う通りの時間に、
お客様が言う通りの場所に届ける。
会社が言う通りのことをやる。
そこに自分の意思が無く、全て受け身のスタンスだと、
もうこれがビックリするくらい、商品知識がつかないのです。
営業マン自身が「この商品を売りたい!」と自分の意思を持った時から
営業マンの成長が始まるのです。
まず自分が売りたいので、その商品のことを伝えようと勉強します。
そしてそれをお客様に伝えると、いろんな質問をお客様から頂戴します。
その質問に即答できないと同時に、
お客様は「そういうことを疑問に思うのか?」と
お客様の気持ちが分かってきます。
30人のお客様に商品を説明し、売り込めば、
30通りの受け取り方や質問のパターンをマスターできるということです。
だから自分の意思を持って、能動的に動くスタッフは
著しい成長を遂げるのだと思います。
私自身、営業マン時代は、自分が売りたい商品を
自分なりに分析し、売り方に工夫をして営業していましたが、
それが間違いなく自分の糧になったような気がします。
受け身では成長しない。
皆さんは受け身で仕事をしていませんか?