鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2981回】 人としての優しさ、あたたかさが価値を増す時代

2019年02月27日 | 住宅コンサルタントとして

これからの時代、商売で最も重要なのは何か?

 

これだけ情報がすぐに入手できる時代。

 

いろんな商品やサービスを開発しても、

真似されることは避けられないでしょう。

 

また昔のように著しく品質の悪い商品やサービスも

生まれにくいでしょう。

 

日本全体が豊かになっていますので、

特段、特別なモノを望まなければ、

物質的に困ることもないでしょう。

 

そんな中、物質的なものよりも

精神的に満たされたいと思うように時代は動いていくと思います。

 

収入が上がり、あまり細かい金額にこだわらなくてよくなると、

接客が良いお店、スタッフさんが一所懸命対応してくれるお店、

そして自分のことを覚えてくれているお店で買いたくなるものです。

 

それは、人としての精神的な満足を感じたいからだと思います。

 

住宅会社も同じ。

 

商品がいかに安くてお得かを伝えても、

それはローコスト層のお客様にしか刺さらないケースが増えています。

 

ライバルと150万、200万差が開いていればまた別ですが、

価格差がそれほどなければ、結局のところ、

営業マン、それから会社全体から感じる人間味、あたたかさで

お客様はどの会社に依頼するのかを決めることが多いと思うのです。

 

こうしたことが理解でき、適応できている会社が、

最終的に勝つでしょう。

 

皆さんの会社は、こういう流れに適応できていますか?

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