鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3158回】 人格が大事な時代

2019年08月23日 | 住宅コンサルタントとして

どれだけ立派な事業計画を立てても、

どれだけ崇高な経営理念を掲げていても、

それが絵に描いた餅になってしまっている会社があります。

 

そういうことがなぜ起こるのかというと、

それを発言する人の人格、人間力が大いに関係しています。

 

今の時代、情報は至るところに転がっていますから、

会社を良くしていくために何をすれば良いのか、ということは

よほど勉強をしていない人であれば知っています。

 

すでに頭で分かっていることに対し、

その人の心に火をつけるためには、

火をつける側の人格・人間力がとても重要になってきます。

 

今の時代、「何を言うか?」よりも「誰が言うか?」の方が、

比較にならないくらい重要なのです。

 

ですから、人の上に立つ立場の方は、

尊敬を集めるにふさわしい人間に成長しなければなりません。

 

そのために、日々学ぶ。

そして学んだことを行動に移す。

心を磨くことが重要です。

 

稲盛和夫さんは、著書「心。」の中で次のように書かれています。

 

「心という庭の手入れを怠れば、

そこはたちまち雑草という不純なもの、間違ったもの、

正しくないものが生い茂ってしまう」

 

稲盛さんですら、浮ついた言動をしたり、

偉そうな態度をとってしまった時は、

家やホテルで一人になった時に、自ら反省をされるそうなのです。

 

自分の心をかんがみて、正しい方向に向かうように修正される、とのこと。

 

稲盛さんですら、自らを軌道修正されたりするのです。

 

当然、凡人である我々は、日々、自分の心に手を入れ、

正しい方向に軌道修正していかなくてはなりません。

 

学び、実践し、心の状態をベストな方向に軌道修正する。

 

こうして人格が少しずつ上昇していくのだと思います。

 

みなさんは、自分の人格を高めるための行動ができているでしょうか?

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