鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3157回】 「自分が知っている世界など、とても小さい」ということを知る

2019年08月22日 | 住宅コンサルタントとして

この変化のスピードが激しい中、

これまでなかった商品やサービスが次々に出てくる中、

過去の自分の経験や実績なんて大した価値は無い、

という現実を受け入れなくてはならないと

個人的に思っています。

 

そして「自分は何でも知っている」という勘違いこそが、

最も危険なことであると実感しています。

 

過去の経験や、自分が知っている範囲の中だけで

いろんなことを判断してしまうことは、

時代の変化についていけないことに直結します。

 

自分が知らないこと、現時点で理解できない領域に、

自社の成長や飛躍の種がある、ということを分かっているか?

 

これは、これからの経営者に不可欠な要素かな、と思います。

 

頭が柔らかく、すなおで人柄の良い方に、

何か情報を提供させていただくと、

前のめりで聴いて下さり、とても喜んでいただけるので、

私は、そういう方には個別でいろんな情報を提供したくなってしまいます。

 

そういう方には同じようなタイプの方が集まってきますので、

自分の本業とは異なる業界の情報なんかも入ってきて、

入ってくる情報量は飛躍的に多くなるのです。

 

しかしながら、人から意見をされても、

全て自分の価値観でしか判断できない頭の固い人には、

やはり同じような人しか集まらず、

結果古臭い情報しか仲間内で共有できなくなってしまうのです。

 

いろんな方が良い情報をたくさん提供したくなるような人柄か、

それともいろんな人が

「この人に情報提供しても意味ないな」

と思うような人柄か?

 

これからの時代、本当に経営者の人柄が重要になってくると思います。

 

その人柄を決定づけるのは、「すなおで謙虚かどうか?」ということだけです。

 

「自分が知っている世界なんて、とても小さい」という自覚はありますか?

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