鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3324回】 士業のレベルの差

2020年02月05日 | 住宅コンサルタントとして

日本人は肩書に弱い民族です。

 

弁護士、会計士、建築士など士とつく肩書の人は、

特別な資格を持つ人だ、と思っていると、

がっかりすることがあるような気がします。

 

いろんなクライアント様の経営者とお話をさせていただく中で、

まったく勉強していないし、

時代の変化についていけていない会計士も多いです。

 

言われたことしかやらない。

自分の顧客のビジネスに適応できる補助金の制度や税制優遇の提案もない。

どう考えても広告宣伝費なのに接待交際費に計上したがる。

 

まあ、勉強していないですし、

気が利かない、サービス精神ゼロなんですね。

 

また、コンサルタントを名乗っている人たちも同じで、

何年も前の事例をいまだに引っ張っている大手も多いそうです。

 

これだけ変化の激しい中、

クライアント様と日々、いろんなことに取り組んでいれば、

さまざまな事例が多々、入ってくるはずなのに、

何年も前の話しかしないのは、まずいですよね。

 

そして最近、非常に感じるのは、

建築士のレベルの差もひどいということ。

 

勉強を継続している建築士と

全く勉強していない建築士が設計する物件では、

基礎や構造躯体に対する無駄が相当あるような気がします。

 

ですから、最終的なコストが全く変わってくるのです。

 

レベルが低い建築士が設計した建物は、

とにかく無駄なお金がかかっているのですね。

 

肩書や過去の経歴なんて、大した意味も価値もありません。

 

常に変化に適応し、時代に必要な勉強を積み重ねた人こそ、

信用に値しますし、組むべきパートナーなのだと思います。

 

皆さんの会社がかかわっている士業の方たちの

レベルは高いですか?

 

冷静な目を持ちたいものです。

コメント
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