鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3333回】 会社の成長と共に変えなくてはならないこと

2020年02月14日 | 住宅コンサルタントとして

企業は成長していくごとに、

組織内のしくみが変わっていかなくてはなりません。

 

社員さんの数が少ないと、

トップの言動を見ているだけで

どういう判断基準を持っておくべきか、

ということを社員さんは理解しますが、

社員さんの数がある一定数を超えてくると、

トップの考えや価値観が伝わりにくくなるのです。

 

だから組織が大きくなると、

考え方や価値判断基準を明文化して、

それを社員さんに配布して、

考え方や価値観の統一をはからなければなりません。

 

「いつも俺、言っているだろう?」

 

では伝わらなくなるのです。

 

そして朝礼や会議などを通じて、

定期的にトップは会社の価値観や考え方を

繰り返し発信していかなくてはなりません。

 

そして社内の各セクションのリーダーも

自部署としてやるべきこと、それから考え方などを

誰もが分かるような分かりやすい言葉でまとめておかなくてはなりません。

 

部署としての目標が明確であったとしても、

それを達成するために具体的にどんなことに取り組むべきなのか、

ということが抽象的だと、チームとして機能しなくなってくるのです。

 

すなわち、人が増えてきて組織が大きくなるほど、

やり方や考え方をわかりやすく文書化したものが必要で、

それの理解度、納得度で成果は変わってくるのです。

 

弊社では、目標を達成するための全社的、もしくは部署的な

やり方、考え方のことを戦略と定義しております。

 

皆さんの会社内では、戦略は明確になっているでしょうか?

 

その戦略は、部署内の皆が理解できているでしょうか?

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