鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3332回】 順調な時に次のテーマに取り組む会社が勝つ

2020年02月13日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、絶好調でした。

 

1月の受注、2月の見込みも素晴らしい。

入社3年目、4年目のスタッフさんも

1月2月で3件、5件と順調に成長されていますし、

エース級の3本柱の安定ぶりも健在です。

 

数か月先の受注については、もう何も言うことはありません。

 

それよりも数年先に対して、今からどう手を打っていくか、

ということをご提案させていただいております。

 

数年先のことを考えると、

社員さんの育成、

成長に合わせた出店、

商品開発、

そしてマーケティングといったことが議題となります。

 

若いスタッフさんに成長していただくには、

教育に加え、実戦経験を積んでいただくことが必要なので、

当然ながら組織の成長に合わせ、出店していくということがポイントです。

 

そして市場において競争優位性を保つためには

常に商品を改善していくことがポイントとなりますが、

これについては今、ちょっと調べていることがあって、

数か月先にはひょっとしたらクライアント様に

一気に集合をかけさせていただくようなことがあるかもしれません。

 

更にマーケティングに関して言えば、

面倒で手間と時間がかかることを今、ご提言しています。

 

本当に大変なのですが、

これをやり切ったとすれば、

どの会社も追いつけないところに到達されることでしょう。

 

日本で最も社員さん満足度が高く、

社員さんの育成システムもしっかりと出来ていて、

おもてなし力、人間力も他の追随を許さないレベル。

 

こういうレベルの会社が、今順調にも関わらず、

もっと上を目指して、未来を変える決断を次々に下して、

更に変わり続けていくのです。

 

どれだけ忙しくとも、次々に決断し、実行する会社と、

決断しない、もしくは一応決断するけれど、実行に移さない会社。

 

この差は果てしなく、大きいのです。

 

皆さんの会社は、順調なうちに、

次の一手に取り組むことを決断し、

実行に移せる会社でしょうか?

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