鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3326回】 商売の基本を忘れていないか?

2020年02月07日 | 住宅コンサルタントとして

商売の結果は、お客様に選ばれる企業、お店であるか否かで決まります。

 

お客様に選ばれ続けた企業・お店が商売を続けていける。

選ばれなければ、市場から退場するのみ。

 

だから経営者は、お客様の価値判断基準や不満、困っていることなどに

関心を持って研究しなければならないのです。

 

こんな当たり前のことを人はいつしか忘れがちになってしまう。

 

いつの間にか、

 

「どうやったらもっと売れるか?」

「どうやったらもっと集客できるのか?」

「どうやったらもっと効率が上がるのか?」

「どうやったらもっと固定費を圧縮できるのか?」

 

と、お客様のことを最優先に考えた発言は影をひそめ、

自分たちのことしか考えていない発言が、社内に蔓延するのです。

 

こういうスタンスで経営していると、

そこで働くスタッフさんはお客様に対して感謝の気持ちが薄くなり、

仕事をこなすようになってしまうのです。

 

数ある会社、お店の中から、

当社を選んで足を運んで下さっていることに、まず感謝しなくてはなりません。

 

そしてそんなお客様に、後悔しないようにご決断いただくために、

いろんなサポートをさせていただき、

いろんな情報を提供したり、

お客様の本音を引き出していかなくてはならないのです。

 

仮に選ばれなかったとしても、

出会えたことに感謝する。

 

一所懸命お尽くししたとしても、成就しなかった場合、

自分の至らなさを教えていただけたと感謝する。

 

こうした謙虚さと感謝の気持ちを持って仕事に取組みつづけると、

なぜかドンドン本人から出る波動が変わって、

魅力的になっていくのです。

 

自分たちの都合よりも、お客様のことを最優先に考える。

 

こうした商売の基本を忘れていませんか?

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