鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3358回】 操作主義は嫌われる

2020年03月10日 | 住宅コンサルタントとして

人間的に底が浅く、お客様に愛が薄い。

そしてそれなりに知識と経験があって、口が立つ営業マンほど、

お客様を自分の思う通りに操作しようとする、「操作主義」に

陥ることが多かったりします。

 

特に、受注が好調でお客様もたくさん保有している時と、

その逆で受注も少なく、商談案件も少なくて、

すぐに契約が欲しい時に陥ってしまうのです。

 

注文住宅を建てようと思われている方は、

それなりに社会で経験を積み、

努力して成功してきた方が多いので、

営業マンの本心を感覚的に掴まれる時代です。

 

だから、こちらの本心をすぐに見抜かれる。

 

人間的に浅い営業マンは、

 

「こちらの方が良い条件を出したから、

お客様はこっちを選んでくれるだろう」

 

なんて思い込みをしているのですが、

お客様は、商談を自分の都合の良い方に持っていこうとする、

操作主義の色が強い営業マンのことを嫌うのです。

 

だから土壇場で、競合他社の方を選ばれることになり、

契約間近のお客様を失注してしまうのです。

 

そして操作主義は嫌われるのです。

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