鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3376回】 連絡が取れなくなる要因

2020年03月28日 | 住宅コンサルタントとして

モデルハウスや見学会に来て下さるお客様は、

今すぐに家を建てたいという訳ではありません。

 

具体的にマイホームの打合せをする前に、

 

「どの会社だと自分たちの予算で

希望に近い家を建ててくれるのか?」

 

ということを知りたくて、HPやSNSで調べて情報をベースに、

いろんな住宅会社を訪問している方が多いです。

 

こういうお客様が自社に来場して下さった場合、

家を建てる計画は確かにある場合が多いので、

先月、先々月と契約ゼロの営業マンは、

「見込み度大」と判断し、積極的に詰めていきます。

 

「次、○○の土地を見てみませんか?」

「来週にこういうセミナーをやりますが、参加されませんか?」

 

土地紹介をゴリゴリやったり、他のイベントに誘導したりして、

お客様のペースと合わなかったり、人間力がまだ低いと

嫌われて連絡が取れなくなってしまったりするのです。

 

お客様と連絡が取れなくなるのは、

お客様に嫌われたか、他に本命ができた、

ということで間違いありません。

 

お客様と連絡が取れなくなる営業マンに多いのは、

とにかく自分の都合でお客様にアプローチをしていること。

 

お客様の立場で情報発信ができていないのですね。

 

自分が逆の立場であったなら、

どういう発信を営業マンからされたら、

好感を持つか、という発想が無いのです。

 

私であれば、情報収集中のお客様に、

どのような情報発信をするか、

もうそのパターンは決まっています。

 

ポイントは、お客様の目で物事を考えること。

 

これがビジネスパーソンの基本中の基本です。

 

自分の都合をお客様に押し付ける営業マンは嫌われるのです。

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